平成最後にして
最高峰のアクションゲーム
『デビル メイ クライ 5』
『デビル メイ クライ 5』 シニアプロデューサー
岡部 眞輝
Okabe Michiteru
2010年入社後、アシスタントプロデューサーとして『バイオハザード オペレーション・ラクーンシティ』を担当。『バイオハザード リベレーションズ2』よりプロデューサーを務め、最新作『デビルメイ クライ 5』を手掛ける。
ミリオンセールス連発のスタイリッシュアクションゲーム
「デビル メイ クライ」シリーズは、カッコよく敵を倒すことを追求したスタイリッシュアクションと個性溢れるキャラクターが魅力の人気シリーズ。2001年に第1作目を発売以降、美麗なグラフィックスと爽快なアクションが話題となり、全世界で人気を博している。
魅力あるキャラクターを、
さまざまなメディアで楽しめる
魔の血を引く主人公のデビルハンター”ダンテ”と”ネロ”達の魅力的な個性やストーリー、スタイリッシュなアクションが多くのユーザーの心を掴み、TVアニメをはじめ、コミック、小説、パチスロなど幅広く展開されている。
グローバル市場に向け、デビルハンター復活をアピール
「冒頭は、主人公のひとり、ネロの右腕が奪われるところから。失った右手に”デビルブレイカー”を装着し、悪魔に立ち向かっていくという展開でいこう!」
シリーズ最新作となる『デビル メイ クライ 5』は、ディレクター伊津野 英昭のアイデアでこのようなシーンからスタートします。新たなパートナーとなる武器職人・ニコの力を借り、今作も悪魔達を”気持ちよく”片っ端から打ち砕いていく——。この”気持ちよさ”が「デビル メイ クライ」シリーズの持ち味。スタイリッシュに銃や剣を使って悪魔を倒す爽快感や、主人公であるネロやダンテの秘められた過去が織りなす物語が世界中のファンを魅了し、累計販売本数1,600万本のヒットシリーズとなっています。海外での人気も高いグローバルタイトルであることから、今作ではプロデューサーにマット・ウォーカーを起用。「ストリートファイター」がきっかけで日本語を学び、当社に入社した彼は、カプコンDNAを受け継ぐプロデューサーとして着実に戦略を実行しています。
今作のお披露目は、6月に開催された世界最大級のゲーム見本市「E3 2018」。兄弟タイトルでもある「バイオハザード」シリーズの最新作『バイオハザード RE:2』と同じタイミングで発表し、双方とも大歓声をもって迎え入れていただきました。E3で2タイトルとも発表することで、カプコンの勢いを感じていただけたのではないかと思っています。
最強のデビルハンターが帰ってくる
コアミーティングを行う岡部、伊津野、ウォーカー(左から)
「RE ENGINE」を用いて、アクションゲームの最高峰を目指す
スタイリッシュさが魅力のタイトルですので、最先端のビジュアル、アクションが求められることは言うまでもありません。今作では、海外で主流のフォトリアルを実現しつつ、かつてないスピード感と爽快さでユーザーを満足させ、「デビル メイ クライ」の新たな伝説を作り出すことを目標としました。今のカプコンの技術ならできる、と。
ビジュアルの完成度を高めるために、英国で登場人物のモデルをキャスティングし、コスチュームも一から製作。メイクをした上で3Dオブジェクトとしてスキャン。更にキャラクターの表情には、最新技術を有するセルビアの3Lateral社のフェイシャル技術を採用。爽快な動きは「モーションキャプチャー」を活用し、それら別々のパートをカプコンの開発エンジン「RE ENGINE」で統合することで、外見も表情もアクションも、リアルで繊細に表現することに成功しました。特に表情は、後からボイスアクターが台詞を収録する際、映像を見ただけで心情を理解し、吹き込んでくれるほど実写と見紛うものでした。カプコンがこれまで培ってきた開発力に最新技術を加えることで、より完成度の高いクオリティに仕上げることができたと感じています。
発売予定は、2019年春。平成最後にして最高峰のアクションゲームとして、世界に送り出していきたいと思っています。
楽しみにお待ちください!
「デビルブレイカー」の威力
フォトリアルを追求し、英国人気モデルを登用
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カプコンの価値創造 (PDF:3.09MB/14ページ)