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決算レビュー(日本基準)

2021年5月10日現在

2021年3月期 連結累計期間の経営成績について図表やグラフ等をまじえて説明しています。

1. 経営成績等の概況

売上高 営業利益 経常利益 親会社株主に帰属する当期純利益 1株当たり
当期純利益
95,308百万円
(前年同期比
16.8%増)
34,596百万円
(前年同期比
51.6%増)
34,845百万円
(前年同期比
51.8%増)
24,923百万円
(前年同期比
56.3%増)
116円74銭

売上高(累計)

売上高(累計)グラフ

営業利益(累計)

営業利益(累計)グラフ

経常利益(累計)

経常利益(累計)グラフ

親会社株主に帰属する当期純利益(累計)

親会社株主に帰属する四半期純利益(累計)グラフ

当連結会計年度においては、国内外における新型コロナウイルス感染症拡大の影響により社会的活動全般が制限される中、当業界は新技術の活用やコロナ禍での行動変容など、変化への対応が求められる状況となりました。

このような状況のもと、事業の継続を図るべく勤務体制の見直しやオフィスでの勤務環境の整備に取り組むなど、当社グループ内での影響の極小化に努めました。

また、当社の主力事業であるデジタルコンテンツ事業においては、ここ数年来、積極的に推進してきたデジタル販売が奏功したことに加え、大型新作タイトルとリピートタイトルの販売が拡大し、業績向上のけん引役を果たしました。他方、アミューズメント施設事業およびその他事業においては、感染症拡大の影響を受けたものの、販売費および一般管理費などの見直し等により、利益の確保に努めてまいりました。

この結果、デジタル販売を主軸とした事業戦略のもと、販売地域の拡大と長期販売の実現に伴い海外収益が伸長したことにより、売上高は953億8百万円(前期比16.8%増)、営業利益は345億96百万円(前期比51.6%増)、経常利益は348億45百万円(前期比51.8%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は249億23百万円(前期比56.3%増)と8期連続営業増益を達成しました。

セグメントの状況

1. デジタルコンテンツ事業

売上高(累計)

営業利益(累計)グラフ

営業利益(累計)

デジタルコンテンツ売上高(累計)グラフ

営業利益率(累計)

デジタルコンテンツ営業利益・営業利益率(累計)グラフ

当事業におきましては、シリーズ最新作『モンスターハンターライズ』(Nintendo Switch用)が今年3月の発売から早々に全世界で出荷本数400万本を突破するなど好調に推移したほか、『バイオハザード RE:3』(プレイステーション 4、Xbox One、パソコン用)も390万本と順調に販売本数を伸ばしました。また、前期発売の『モンスターハンターワールド:アイスボーン』(プレイステーション 4、Xbox One、パソコン用)や前期以前に発売した『バイオハザード RE:2』(プレイステーション 4、Xbox One、パソコン用)など、採算性の高いリピートタイトルも根強い人気により利益を押し上げました。さらに、次世代ゲーム機向けタイトル『デビル メイ クライ 5 スペシャルエディション』(プレイステーション 5、Xbox Series X|S用)を発売しました。

加えて、モバイルコンテンツにおいては、日本国内で『ロックマンX DiVE』(Android、iOS用)のサービスを開始したほか、協業タイトル『街霸:対決(ストリートファイター:デュエル)』(Android、iOS用)の中国でのサービス開始に伴うライセンス収益が利益に貢献しました。

この結果、売上高は753億円(前期比25.6%増)、営業利益は370億2百万円(前期比53.1%増)となりました。

2. アミューズメント施設事業

売上高(累計)

営業利益(累計)グラフ

営業利益(累計)

アミューズメント施設売上高(累計)グラフ

営業利益率(累計)

アミューズメント施設営業利益・営業利益率(累計)グラフ

当事業におきましては、昨年5月の緊急事態宣言の解除後、順次営業を再開し回復に努めてまいりました。当期は、当社の人気キャラクターグッズの物販専門店「カプコンストアオーサカ」(大阪府)の新規出店をはじめとして既存店「プラサカプコン高知店」の大型リニューアルを行うなど、地域に根付いた店舗展開、運営を推進してまいりました。

この結果、施設数は41店舗となり、売上高は98億71百万円(前期比18.4%減)、営業利益は1億49百万円(前期比87.7%減)となりました。

3. アミューズメント機器事業

売上高(累計)

営業利益(累計)グラフ

営業利益(累計)

アミューズメント機器売上高(累計)グラフ

営業利益率(累計)

アミューズメント機器営業利益・営業利益率(累計)グラフ

当事業におきましては、感染症拡大に伴いホールオペレーターの休業や旧規則遊技機の撤去期限が延長されたこともあり、全般的に新機種への需要が鈍化する中、『モンスターハンター:ワールド』が好調に推移したほか、『リングにかけろ1 ワールドチャンピオンカーニバル編』および『バイオハザード7 レジデント イービル』を投入し、収益を下支えしました。

この結果、売上高は70億90百万円(前期比8.5%増)、営業利益は24億7百万円(前期比15.4%増)となりました。

4. その他事業

売上高(累計)

営業利益(累計)グラフ

営業利益(累計)

その他事業売上高(累計)グラフ

営業利益率(累計)

その他事業売上高(累計)グラフ

その他事業につきましては、当社ブランド価値向上に向け、グローバルでの積極的な展開を図り、シリーズ初の「モンスターハンター」のハリウッド実写映画が昨年12月に海外で公開され、国内は今年3月に『モンスターハンターライズ』の発売日と同日に公開するなど、主力IPを活用した映像化やキャラクターグッズ等の販売拡大に注力しました。

また、eスポーツにおいては、感染症拡大の影響によりオンライン形式のイベントに切り替えて実施しました。昨年6月に開始した個人戦「CAPCOM Pro Tour Online 2020」ならびに昨秋から開始したチーム戦「ストリートファイターリーグ: Pro-JP 2020」および「ストリートファイターリーグ: Pro-US 2020」ともに、多くのプレイヤーが参加し熱戦が繰り広げられ、さらなるユーザー層の拡大につながりました。

この結果、売上高は30億45百万円(前期比0.9%増)、営業利益は9億87百万円(前期比81.2%増)となりました。

2. 財政状態に関する説明

資産

資産 グラフ

資産につきましては、前連結会計年度末に比べ202億46百万円増加し1,637億12百万円となりました。主な増加は、「受取手形及び売掛金」91億37百万円、「現金及び預金」55億82百万円、「ゲームソフト仕掛品」32億20百万円によるものであります。

負債

負債 グラフ

負債につきましては、前連結会計年度末に比べ8億12百万円減少し429億18百万円となりました。主な増加は、「長期借入金」22億72百万円であり、主な減少は、「1年内返済予定の長期借入金」34億1百万円によるものであります。

純資産

純資産 グラフ

純資産につきましては、前連結会計年度末に比べ210億58百万円増加し1,207億94百万円となりました。主な増加は、「親会社株主に帰属する当期純利益」249億23百万円であり、主な減少は、「剰余金の配当」53億37百万円によるものであります。

3. 当期のキャッシュ・フローの概況

当連結会計年度における現金及び現金同等物の期末残高は43億71百万円増加し640億43百万円となりました。

詳細については「キャッシュフロー計算書」をご覧ください。

4. 業績予想と見通し

今後の見通し

  売上高 営業利益 経常利益 親会社株主に帰属する当期純利益 1株当たり
当期純利益
通期 100,000百万円
(前期比
4.9%増)
42,000百万円
(前期比
21.4%増)
42,000百万円
(前期比
20.5%増)
30,000百万円
(前期比
20.4%増)
140円52銭

(注)1.当社は年次での業績管理を行っているため、通期のみの開示としております。

2.2021年4月1日付で普通株式1株につき2株の割合で株式分割を行っております。したがいまして、連結業績予想における「1株当たり当期純利益」については、当該株式分割の影響を考慮しております。

今後の見通しといたしましては、通信規格の高速大容量化への移行、コンテンツの提供チャネルの増加、デバイスの多様化、グローバルベースでのユーザーの拡大など、大きく環境が変化しつつある状況下、当社は、IPの積極的な活用により、グローバルでのさらなるブランド価値向上とユーザー数の拡大に努め、主力事業のデジタルコンテンツ事業を成長させ、中期経営目標の「毎期10%営業利益増益」の達成に取り組んでまいります。

具体的には、開発人員の増強と開発環境の整備を図り、主要IPの活用と新規IPの創出によりパイプラインの拡充に努めてまいります。また、新作タイトルの継続的な投入とリピートタイトルのデジタル販売強化により、総販売本数の増加に注力してまいります。

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