カプコンのあゆみ

独自のハイスペック基板で事業を展開
1983年、大阪市に株式会社カプコンを創業。
同年、「ファミリーコンピュータ」が登場したが、業務用レベルの高品質なコンテンツ開発が困難だったため、カプコンは独自のハイスペック基板「CPシステム」を
用い業務用ゲームの開発・販売を中心に事業を展開。

多数のヒット作が誕生
90年代に「スーパーファミコン」が登場すると、カプコンも家庭用ソフト開発に本格参入。
業務用ゲーム開発のノウハウを活かし多数のヒット作を生み出した。
1994年には『ストリートファイター』のハリウッド映画化やアニメ映画化など、ワンコンテンツ・マルチユース戦略が本格化。

世界に広がるカプコンブランド
2000年に株式を東京証券取引所市場第一部に上場。
2000年代には海外で人気を博すコンテンツが次々と誕生。
ハリウッド映画『バイオハザード』が全世界で1億200万米ドルの興行収入を達成し、現在まで6作続くヒットシリーズになるなど、カプコンブランドが海外へ浸透した。

マルチプラットフォームが本格化
ゲーム機の本格的なインターネット機能搭載およびPCを通じたゲームプレイの一般化により、ゲーム市場が一部の先進国だけでなく、グローバルへ拡大した。
カプコンは、過去作の現行機移植やカタログタイトルの継続販売など、早期からデジタル販売への対応を進めた結果、営業利益率、海外販売本数比率が右肩上がりに上昇している。
カプコンにはどんな事業があるの?
当社グループは、主に次の事業を行っています。これらの事業は当社の事業戦略の一つである「ワンコンテンツ・マルチユース展開」に基づいて運営されています。「ワンコンテンツ・マルチユース展開」とは、当社が開発する人気オリジナルコンテンツを家庭用ゲームだけでなく、キャラクターグッズや映画などの近接事業へ幅広く展開することにより、収益の最大化を図る戦略です。
デジタルコンテンツ事業
家庭用ゲーム機向けパッケージソフトとダウンロードコンテンツ(DLC)の開発・販売、モバイルコンテンツおよびPCオンラインゲームの開発・運営を行っています。
コンシューマゲームでは、アクションやアドベンチャーを中心に独創的なオリジナルコンテンツを生み出し、これら多くのミリオンタイトルをスマートフォン・タブレット型端末やPCオンラインで活用し、全世界に配信することで収益の最大化を図っています。

アミューズメント施設事業
国内でアミューズメント施設「プラサカプコン」を運営しています。
主に大型複合商業施設に出店し、各種イベントを開催してファミリー層や女性層、シニア層を集客するとともに、スクラップ&ビルドの徹底による効率的な店舗運営を実践しています。

アミューズメント機器事業
家庭用ゲームのコンテンツを活用するビジネスを展開しています。パチンコ&パチスロ(PS)事業では、遊技機向け筐体および液晶表示基板、ソフトウェアを開発・製造・販売しています。

その他事業
ゲームコンテンツを多メディアに展開するワンコンテンツ・マルチユース戦略に基づき、多彩な版権ビジネスを推進しています。
映画化やアニメ化、音楽CD・キャラクターグッズなどを展開するライセンスビジネスに加えて、eスポーツビジネスにも注力しています。
