コーポレート・ガバナンスに関する体制と取り組み | 外部評価

国内外の企業で不祥事が多発する中、株主や投資家は内部統制を有効に機能させることを重要な課題として求めています。

ここでは、当社が「実効性」と「見える化」をキーワードに、これまで取り組んできたガバナンスの体制と仕組みづくりについて、外部評価機関の分析結果を踏まえてご説明します。
(評価箇所にはイエローマーカーを引いています)

  • カプコン コーポレート・ガバナンス ガイドライン (2023年6月21日)

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  • コーポレート・ガバナンス報告書 (2023年6月21日)

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外部評価

ガバナンスの「見える化」を推進

当社のコーポレート・ガバナンスの充実度および実効性に関して、株式会社日本経済新聞の「NEEDS-Cges」によると、上場企業3,750社中189位に位置しています。

「NEEDS-Cges」は、有価証券報告書などの公表資料から得られるデータから約150指標を算出し、「資本効率」、「外部からの規律」、「情報開示」など8つのカテゴリーを10点満点で得点化し定量的にコーポレート・ガバナンスを評価するシステムとして、定評があります。

2022年6月末時点の当社の総合評点は7.12点と、(金融セクター等一部を除く)上場企業の上位5.60%(上場企業平均4.79点)に位置しており、同業他社平均(6.97点)も上回っています。また、「株式市場評価」は最高評価である10点を獲得しています。

評価の要点は下表に記載の通りであり、イエローマーカーの各施策が評価されたと認識しています。今後も、更なる評価を得られるよう改善を重ねるとともに、ガバナンスの「見える化」を一層推し進めていきます。

コーポレートガバナンスに対する外部評価

業界平均および全上場企業平均との比較

業界平均および全上場企業平均との比較

当社評価の結果

基本項目 2022年
評点
総合点 7.12
資本効率 10
株式市場評価 10
外部からの規律 9
取締役会 6
役員報酬 8
情報開示 6
資本政策 8
有効性 3
順位 189

189位/3,750社 上位5.60%

各評価項目の詳細

基本項目 評点 評価
されている点
資本効率 10 ROA、ROE、フリーキャッシュフロー関連数値
株式市場評価 10 トービンのQ
外部からの規律 9 買収防衛策の有無
取締役会 6 独立社外取締役比率、
取締役の任期
役員報酬 8 役員自社株保有関連
情報開示 6 株主総会招集通知の早期発送、
電子行使の利用可否および英文開示資料の有無
資本政策 8 DOE関連
有効性 3 監査意見

※出典:株式会社日本経済新聞社「NEEDS-Cges」