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CEOからのメッセージ

生活のデジタルシフトに対応し、最高のコンテンツを全世界に向け供給することで心豊かに暮らせる社会づくりに貢献していきます 代表取締役会長 最高経営責任者(CEO) 辻本 憲三

2021年の現在も、世界全体で新型コロナウイルス感染症との対峙が続いています。医療ご関係者はじめ最前線で尽力されている方々に敬意を表し、そして人類の叡智がいずれこの状況を打破することを信じています。当社としても、人々が日々を過ごす活力を生み出す一助となるよう、最高のコンテンツを世界に届け、社会課題の解決に貢献していくことを改めて決意しています。

当社は、これまでデジタル販売の強化を成長戦略の中核と位置付けてきました。昨年来の世界的な新型コロナウイルス感染拡大は、リアルなモノの生産、物流、消費など生活全般に大きな影響を及ぼし、当社のビジネスも全く無縁ではありませんでした。しかし、この瞬間、私は生活の劇的なデジタルシフトが起こると判断し、既成概念に囚われず一つ一つの事案を推進することで、新作ゲームだけでなく35年以上蓄積してきた過去のコンテンツ資産を含めた、厚みのあるゲームシリーズ群を過去最多の販売本数として世界中に供給することができました。供給先である国と地域数は200を超え、約300のコンテンツを常に楽しんでいただいています。

こうしてステークホルダーの皆様の期待に応えるべく努めてきた結果、当社は、業績で過去最高の水準にあるとともに株式の時価総額も年々向上してきています。エンターテインメントは、いわゆる生活必需品ではありませんが、人々が前を向き生きるために欠かせない癒しや活力を届けられるものであり、成長への期待に加え、社会的意義への評価が高まった結果でもあると受け止めています。

コロナ後の世界に目を向けます。私はこの先の10年、20年間は、これまでの同じ期間の5倍、10倍もの変化が起こるとみています。各業界で実用化が進む5Gなどによりデジタルトランスフォーメーション(DX)も加速していく中で、生活環境やモノの捉え方など全てが変わる時代が到来するでしょう。新技術・新分野への対応については、長期的視点で当社を取り巻く環境を見据え、常に世界を意識して先端の研究開発を進めていきます。

当社の歩みはもう少しで40年に至るところですが、世界に通用するオリジナルのゲームコンテンツを基盤として、ハリウッド映画化など映像作品を含めたシリーズのブランド化を進め、ゲームの枠を超えファンからのご支持を広げてきており、またeスポーツでの成長性もあります。その立ち位置に鑑みれば、当社は、DXが進む社会において、デジタルで世界のエンターテインメントをリードする企業を目指さなければいけないと考えています。その目標を実現するためには、私たちのモットーである「創意工夫」を基に、培った知恵と技術を糧として「変化にいかに対応するか」が肝要です。

カプコン全体で、デジタル時代にふさわしい「仕組み」を構築するべく、これからの10年も邁進します。

ステークホルダーの皆様におかれましては、今後も新しい価値を創出し続けるカプコンへ、暖かいご支援を賜りますようお願い申しあげます。

2021年8月

代表取締役会長
最高経営責任者(CEO)
辻本 憲三

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