• 2017年7月28日
  • 報道関係者各位
  • 会社名 株式会社カプコン
    代表者名 代表取締役社長 辻本 春弘
    ( コード番号 : 9697 東証第1部 )
    連絡先 広報IR室
    電話番号: (06)-6920-3623

2018年3月期第1四半期の連結業績は、
前年同期に比べ売上高7.5%増により増収増益
~ 通期計画に対し順調に進捗、大型タイトル投入により5期連続営業増益を目指す ~

株式会社カプコンの2018年3月期第1四半期連結業績(2017年4月1日~2017年6月30日)は、売上高117億46百万円(前年同期比7.5%増)、営業利益7億84百万円(前年同期は営業損失7億26百万円)、経常利益7億72百万円(前年同期は経常損失20億80百万円)、親会社株主に帰属する四半期純利益は5億21百万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純損失14億11百万円)となりました。

当第1四半期は、収益の改善を図るため、売上原価の低減や販売費および一般管理費の抑制など、経費の圧縮に努めました。事業セグメント別では主力となるデジタルコンテンツ事業において、コンシューマではNintendo Switch向けに発売した『ウルトラストリートファイターII』が順調な出足を示したほか、前期発売の『バイオハザード7 レジデント イービル』や『モンスターハンターダブルクロス』も収益向上に一定の寄与を果しました。

この結果、売上高は117億46百万円、営業利益は7億84百万円、経常利益は7億72百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は5億21百万円となりました。

なお、2018年3月期の業績予想につきましては、2017年4月27日決算発表時の業績予想を変更しておりません。

1. 2018年3月期第1四半期 連結業績

  売上高 営業利益 経常利益 親会社株主に帰属する当期純利益
  百万円 百万円 百万円 百万円
2018年3月期第1四半期 11,746 784 772  521
2017年3月期第1四半期 10,927 マイナス726 マイナス2,080 マイナス1,411

2. 2018年3月期 連結業績予想

  売上高 営業利益 経常利益 親会社株主に帰属する当期純利益 1株当たり
当期純利益
  百万円 百万円 百万円 百万円 円  銭
2018年3月期 93,000 14,500 14,000 9,500 173.53

3. 2018年3月期 第1四半期 各事業セグメントの概況

(1) デジタルコンテンツ事業
( 単位: 百万円 )
  前第1四半期 当第1四半期 増減率
売上高 6,740 7,688 14.1%
営業利益 8 1,676 20,850%
営業利益率 0.1% 21.8% 該当データはありません
  1. 1) 当事業におきましては、有力タイトルの投入が端境期となりましたが、今年5月発売の『ウルトラストリートファイターII』(Nintendo Switch用)が順調な出足によりスマッシュヒットを放ったほか、前期発売の『バイオハザード7 レジデント イービル』(プレイステーション4、Xbox One、パソコン用)や『モンスターハンターダブルクロス』(ニンテンドー3DSシリーズ用)も収益向上に一定の寄与を果しました。
  2. 2) この結果、売上高は76億88百万円(前年同期比14.1%増)、営業利益16億76百万円(前年同期は営業利益8百万円)となりました。
(2) アミューズメント施設事業
( 単位: 百万円 )
  前第1四半期 当第1四半期 増減率
売上高 2,157 2,245 4.1%
営業利益 107 128 18.8%
営業利益率 5.0% 5.7% 該当データはありません
  1. 1) 当事業におきましては、多様な顧客ニーズに対応したゲーム機の設置や各種イベントの開催、サービスデーの実施など、ユーザー志向に立った施設展開により、新規顧客の取り込みやリピーターの確保に取り組むとともに、店舗運営コストの削減等による収益展開を図ってまいりました。
  2. 2) 新規出店といたしましては、中部圏での地盤を強化するため、愛知県に1店舗オープンしましたので、施設数は37店舗となっております。
  3. 3) この結果、売上高は22億45百万円(前年同期比4.1%増)、営業利益1億28百万円(前年同期比18.8%増)となりました。
(3) アミューズメント機器事業
( 単位: 百万円 )
  前第1四半期 当第1四半期 増減率
売上高 1,662 1,396 マイナス16.0%
営業利益 マイナス61 マイナス229 該当データはありません
営業利益率 該当データはありません 該当データはありません 該当データはありません
  1. 1) パチスロ機部門は、市場環境がまだら模様の中、『逆転裁判』を投入いたしました。
  2. 2) また、業務用機器部門につきましては、既存商品のリピート販売に努めましたが、全体として軟調に推移いたしました。
  3. 3) この結果、売上高は13億96百万円(前年同期比16.0%減)、営業損失2億29百万円(前年同期は営業損失61百万円)となりました。
(4) その他事業
( 単位: 百万円 )
  前第1四半期 当第1四半期 増減率
売上高 366 415 13.2%
営業利益 126 184 46.1%
営業利益率 34.4% 44.3% 該当データはありません

その他事業につきましては、主なものはライセンス許諾によるロイヤリティ収入やキャラクターグッズなどの物品販売で、売上高は4億15百万円(前年同期比13.2%増)、営業利益1億84百万円(前年同期比46.1%増)となりました。