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開発者インタビュー2012

05. 常務執行役員 P&S事業統括  江川 陽一/ 入社後、業務用ゲーム機器の基板開発に携わる。1996年にパチンコ&パチスロ(P&S)事業を、1999年にモバイルコンテンツ事業を創設。2006年よりP&S事業統括となり、M&Aや組織改革の推進により、事業拡大を図る。

開発体制の刷新によりラインを拡大-豊富なIP資産を最大限活用する

―    P&S事業の開発体制について教えてください。
江川:  現在、開発体制の刷新を進めています。プログラマー、デザイナー、サウンドクリエーターが所属する制作室と、プロデューサー、ディレクター、プランナーが所属するプロデュース室との2部門に分け、ゲーム開発と同様にプロデューサー制を導入しています。プロデューサー制を敷くことで、プロジェクトごとの役割責任が明確になり、より良い商品開発に専念できると考えています。
―    家庭用ゲームの開発と同じような組織になるのですね。
江川:  そうですね。また、立ち上げから数年を経てエンターライズブランドでの開発基盤が整ってきましたが、現状の開発体制では脆弱だと感じています。1年間の投入タイトル数が1~2機種では収益にも限界があるうえに、安定した収益を確保することが難しくなります。また新たなチャレンジに踏み切ることも難しくなってしまいます。以前から四半期ごとに新作を投入したいという目標を設定していますが、長期化傾向にある開発期間を考慮すると同時に開発可能な制作ラインの拡大が必須となります。変化する市場に臨機応変に対応するためにも、今後は約10ライン程度を確保できる体制にしたいと考えています。
―   ここ数年、P&S事業は順調に拡大を続けていますね。
江川:  お陰様で、筐体事業も成果を見せ始めてきました。ただ、このビジネスは完成品の適合状況や市場の動向など様々な環境から、計画通りに販売することが難しいことも多いので、一定数以上のタイトルを以て余裕のある販売計画が練られるようにしなければと考えています。
―    エンターライズ社との役割分担について教えてください。
江川:  筐体事業と受託事業のいずれも、商品開発はカプコンの担当になります。エンターライズ社は遊技機メーカーとして主に製造、販売を担当しています。
―    販売計画に関わる市場動向などはどのように把握されているのですか?
江川:  エンターライズ社で市場動向を調査しています。情報共有するため定例の商品企画会議を行っており、他社のヒット機種に関する分析などもこの場で共有しています。
―    開発の進捗状況などはどのように把握しているのでしょうか。
江川:  プロジェクト単位でミーティングを実施しています。そして全体会議で各プロデューサーからプロジェクトの進捗報告があり確認を行います。また各プロデューサーとは個別にミーティングを設けて考えのレベル合わせを行っています。開発部門においてはプロデューサーが起点となるので、具体的なタイトル選定から中期計画の実現性などについて、彼らと充分に相談、議論を重ねています。
―    P&S事業の今後の展開について教えてください。
江川:  まずは、市場においてエンターライズブランドを確固たるポジションにするということを最優先で考えています。そのためにはスピードアップしてより良い商品を市場投入しなければいけません。いかに自社IPを市場においてヒット、定番化させるかはここ数年とても重要なことです。自社で保有するIPは当社の強力な武器でありますが、遊技機として必要とされることや展開したいことといかに共存できるかは常に課題です。自社IPにおける戦略とは別に一方でまだ先の話になりますが、P&SオリジナルIPを創出したいとも考えています。
受託事業においてもメーカー様のご要望ご期待にお応えできるよう努力したいと思っています。
―    なるほど。パチスロ機独自のコンテンツ開発などもあり得るのでしょうか。
江川:  はい。自社IPは強力な武器であることは間違いありませんが、反面それゆえにパチスロ機としての展開については自由度が制限されてしまいます。開発から販売に至るまで、いろんな表現やタイアップなど自由な展開にチャレンジしてみたいという気持ちがあります。魅力的なパチスロオリジナルのIPを創り出して二次展開するという流れが作れれば面白いですね。
―    では最後に、ステークホルダーの皆様へ一言お願いします。
江川:  遊技機市場はホール様やユーザーの皆様の「目利きレベル」が非常に高く、中途半端な商品では評価いただけません。カプコンおよびエンターライズにおいては、これまでの実績や経験を最大限活用し、見て、触れて、違いを感じていただけるような遊技機開発を進めてまいりますので、是非ともご期待いただければ幸いです。

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  1. 06. 取締役常務執行役員 コンシューマゲーム事業管掌 /一井 克彦
  2. 05. 常務執行役員 P&S事業統括 /江川 陽一
  3. 04. ビーライン・インタラクティブ, INC. CEO /湯浅 緑
  4. 03. CS開発統括 東京開発部 部長/  杉浦 一徳
  5. 01. CS開発統括 編成部 プロデューサー/ 平林 良章
  6. 02. CS 開発統括 編成部 プロデューサー/  江城 元秀

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