現在は財務経理部で仕事をしていますが、入社するまでは経理や会計とは全く無縁でした。とにかく「好きなことを仕事にする」というのを念頭に就職活動をしようと考え、自分が本当に好きなものって何だろうと考えたら、それがゲームでした。
特に「モンスターハンター」は高校生の頃からの大ファン。説明会などを通して、好きなゲームに関わることだったらどんな仕事でも楽しそう！と思わせてくれたのがカプコンでした。
また、先輩社員と1on1の対談の場を設けてくれたり、他社の結果が出るのを待ってくれたりしたのも、カプコンに決めた大きな理由です。配属先が経理部だったのには、正直びっくりしました。でも、経費精算ひとつをとっても、出張旅費を精算しながら「ゲームショー楽しそうだな」とか、資料購入の領収書を見て「こういう本を参考にするんだ」とか、ゲーム会社ならではの発見があるのがおもしろくて。自分自身もゲームと繋がっているんだ、ゲーム作りに関わっているんだという喜びを感じます。

帰国後は、財務経理部グローバル管理チームで世界中の子会社の経理・会計業務を担当しています。
イギリス出向を経て、海外の現場に触れたことが本当に貴重な経験になっています。日々の業務の中で大切にしているのは、「チェック機能の充実」と「全ての仕事を一人で完結しない」ということ。連結決算の資料は100万円単位で表示することが多いのですが、入社当時から上司には「1円でもミスのないように」と厳しく指導されてきましたし、経理業務はそれが当たり前なので。そのためにも、多少時間がかかっても仕事の中で、後輩を指導しながら一緒にスキルアップしていくよう心がけています。カプコンは社員一人ひとりをきちんと見てくれる会社。それが魅力だと思っています。
入社して慣れない経理の仕事に戸惑っていた時も、私が単身で渡英した時も、いつも上司や先輩をはじめ誰かが私のことを気にかけてくれていたと思います。だから、ここまでがんばってやってくることができた。今度は私が後輩をしっかりと見て、一緒に成長していけたらと思っています。