CAPCOM

Profile

土田 大樹
総合職(事業)
2018年入社

現在までのMain Project

入社以来、一貫して海外でのカプコンの全タイトルのデジタル販売を推進する業務に携わってきた。海外販売会社と国内部門との橋渡し役として、幅広い業務を行っている。

英語力を武器に海外と国内の橋渡しを

子どもの頃に海外在住経験があり、大学でもグローバルコミュニケーションを専攻していたので、英語力には自信がありました。「モンスターハンター」シリーズが大好きなので、持ち前の英語力を活かしてカプコンのタイトルの魅力を世界中に広める仕事がしたいと考え、入社を志望しました。入社後は一貫して、各タイトルの海外でのデジタル販売推進に関する仕事に携わっています。主な仕事の内容は、開発部門と国内部門、そして海外の販売会社の3者間の仲介業務です。例えば、自社タイトルのセール開催時期やセール割引率など、海外の販売会社の意向を本部側との調整や開発と共有した上で、最終的にセールを実施するというものです。

膨大なタイトル数の販売最大化を目指す

地域としては、国内・アジア・北米・欧州の4つですが、ゲームの種類やコンテンツの内容など、地域によってニーズや傾向は異なります。新規タイトルの予約特典などでも、地域や販売チャネルによって、上手くバランスを取りながら効果的な施策を展開するように調整するのが私たちの仕事。デジタルでの販売が主流になった今、新規タイトルだけではなく旧作も含めた全タイトルを管理し、売上を最大化していく必要があります。キャラクターの髪型やエモートなどの追加コンテンツ(DLC)も含めるとかなりの数のコンテンツを扱っています。中には古いタイトルでも、セールをすれば必ず数万本が一定数売れるものもあります。社内では「エバーグリーン」と呼んでいますが、そんなエバーグリーンタイトルが数多くあるのは、カプコンの強みのひとつですね。

自分の提案がマーケットを進化させていく

大好きな「モンスターハンター」シリーズの仕事に携わることが夢でしたが、今回、ようやくそれを実現することができたんです。これまで、エモートなどのDLCのまとめ売りというのは、前例があまりありませんでした。自分自身がユーザーとしてプレイする中で、ひとつずつ単品で決済して購入するのは面倒だと感じていたんです。そこで、DLCのまとめセット販売の企画を提案し、調整に1年ほどかかったんですが、ようやくこの11月に販売まで漕ぎ着けました。販売開始後の初動の売り上げもかなり良く、ビッグプロジェクトをカタチにすることができた達成感を感じています。今後ますますゲーム内のコミュニケーションが不可欠になる中で、このような販売施策をいろいろ提案して行ければと思っています。

ある1日のスケジュール

8:30〜 出社・メールチェック
9:00〜 北米販売会社との会議
10:00〜 各種セール調整
12:00〜 お昼休み
13:00〜 販売促進施策の資料作成
15:00〜 アジア、日本事業部との会議
16:00〜 タスク整理
17:30〜 欧州販売会社との会議
19:00〜 メールチェック、翌日のスケジュール管理

この日の仕事のポイント

日々の仕事は海外販売会社とのやり取りが8割。午前中に北米とメールや電話をして、空き時間に資料を作り、昼間は時差のない国内やアジア地域、夕方は始業時間を迎える欧州とやり取りします。北米・欧州との会議で使用する資料はすべて英語で作成。海外とのビジネスは時差があるので、メール一通の見落としが致命的なロスになります。些細な要件でもタイムリーに共有し、地域間・部門間の認識にずれが生じないよう心掛けています。

休日の過ごし方

写真が趣味なので、カメラ片手に撮り歩き(ついでに食べ歩き)しています。天気が悪い日は業界研究の名のもとに、自宅にこもってゲームしています。

My Possibility 〜私の感じる無限の可能性〜

今は国内で海外とやり取りする立場にいますが、将来的には海外販売会社で現地での仕事も経験してみたいと思っています。本部の価値観や考え方を理解した上で海外から本部に対して提案を行ったり、逆に海外の各地域のユーザー特性やニーズなど国内では把握できないような情報を吸収し、それをまた国内の本部に戻って活かすことで、海外販売会社と本部と開発部門がお互いをより理解し合えるような環境作りに貢献したい。それが私のこれからの使命だと思っています。