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各事業の状況

国内でアミューズメント施設「プラサカプコン」を運営しています。主に大型複合商業施設に出店し、各種イベントを開催してファミリー層や女性層、シニア層を集客するとともに、スクラップ&ビルドの徹底による効率的な店舗運営を実践しています。

2014年3月期 売上高構成比10.4%

当期の概況

売上高10,620百万円、営業利益率15.2%、前期比3.0%減

  • シニア層を対象にした「ゲーム無料体験ツアー」の実施や時間課金制キッズコーナーの設置など、新規客の開拓に注力
  • 1店舗を出店、不採算店2店舗を閉鎖
  • 既存店の売上対前年比は95%と微減

画像:あそび王国ぴぃかぁぶぅ

プラサカプコン志都呂店(あそび王国ぴぃかぁぶぅ)
学研ホールディングスと大日本印刷とのコラボレーションによるキッズコーナー『あそび王国ぴぃかぁぶぅ』を導入。遊びと学びで、子どもたちの創造性を育むエデュテイメントスペースへ。

市場の動向

  • 市場規模・店舗数ともに漸減傾向が続く
  • 一部のプライズ商品が人気を博したものの、ヒット商品が不足したことに加え、不採算店舗の閉鎖を継続したことで市場はやや弱含みに推移
  • 消費税増税に伴う売上および来場者数の減少や投資の絞り込みなどにより、市場は軟調に推移する見通し

グラフ:アミューズメント施設市場規模推移

カプコンの強みと戦略

  • 長期的に安定した来客数を確保できる大型ショッピングセンターへの出店に特化
  • シニア層に向けた無料体験ツアーの実施や時間課金制キッズコーナーの設置など、新規顧客の開拓に注力
  • 投資効率を重視したスクラップ&ビルドの徹底により、同業他社に比べ高い収益水準で事業を展開

次期の展望

  • 既存店舗の運営効率化および新規顧客層の開拓を推進
  • 消費税増税に伴う収益性低下懸念への対応
  • シニアイベントの開催、時間課金制キッズコーナーの展開、キャラクターを活用したテーマ型フード店舗の設置など多彩なイベントによる集客力の向上を目指す

グラフ:売上高・営業利益率

SWOT分析表

市場の動向

市場は3.6%減と漸減傾向が継続  消費税増税の影響にも注視が必要

前期(2013年3月期)の国内アミューズメント施設市場規模は、4,700億円(前期比3.6%減)となりました。これは、1店舗あたりの売上規模が大きい直営店舗数の減少に加え、市場をけん引する大型ヒット製品の不在や、スマートフォンの一層の普及によるアプリゲームとの競合などに起因するものです。

グラフ:アミューズメント施設市場規模推移

なお、店舗数は16,992店(前期比6.2%減)と減少する一方、1店舗あたりの設置台数(前期比0.5台増)および売上高(前期比2.8%増)はわずかながら上昇しており、大型の直営店舗の増加と小規模なレンタル店舗の減少が加速しました。

グラフ:店舗数推移(設置機器台数別

当期(2014年3月期)においては、一部のプライズ商品が人気を博したものの、前期に続きヒット商品が不足しました。その結果、各社とも既存店の運営効率化を進めたものの、不採算店舗の閉鎖も継続したことなどにより、市場はやや弱含みに推移しました。

今後の見通しとしては、2014年4月からの消費税増税に伴い、1コインビジネスという事業構造上、価格転嫁が難しいことに加え、消費マインドの低下による来場客数の減少などが懸念されており、各社とも投資の絞り込みや、店舗運営の効率化、スクラップ&ビルドなどにより、収益性の改善を優先することから、市場は軟調に推移するものと思われます。

当期の概況

シニア・キッズ向けに顧客開拓を推進するも市場の停滞を受けて減収減益

当事業における当社の強みは、(1)長期的に安定した客層を確保できるSC(ショッピングセンター)型・大型店舗への出店に早くから特化してきたこと、(2)お客様に支持される売り場を企画・運営してきたこと、(3)投資効率を重視した着実な運営体制とスクラップ&ビルドの徹底により、同業他社の中では比較的収益性の高い事業を展開している点、にあります。

当期(2014年3月期)においては、市場停滞が続く環境のもと、客層の拡大を図るため、店舗の大型リニューアルやシニア層を対象にした「ゲーム無料体験ツアー」の実施、テーマ型キッズコーナーの設置など、趣向を凝らした集客展開により新規顧客の開拓に注力しました。また、株式会社学研ホールディングスや大日本印刷株式会社とのコラボレーションによる時間課金制キッズコーナー「あそび王国ぴぃかぁぶぅ」の導入などにより、広範な利用者の取り込みに努めました。

しかしながら、けん引機種の不足や競合娯楽との競争激化に加え、天候不順も重なって客足が伸び悩みました。

当期は、環境の変化に対応してスクラップ&ビルドを推し進め、静岡市に1店舗を出店するとともに、不採算店2店舗を閉鎖した結果、当該期末の施設数は33店舗となりました。

この結果、売上高は106億20百万円(前期比3.0%減)、営業利益は16億17百万円(前期比5.4%減)となりました。

  • 画像:プラサカプコン大分店(モンハンスイーツ アイルーのクレープ屋さん)
    プラサカプコン大分店
    (モンハンスイーツ
    アイルーのクレープ屋さん)
  • 画像:プラサカプコン羽生店
    プラサカプコン羽生店
  • 画像:プラサカプコン志都呂店(あそび王国ぴぃかぁぶぅ)
    プラサカプコン志都呂店
    (あそび王国ぴぃかぁぶぅ)
  • 画像:MARK IS静岡店内アミューズメントパーク
    MARK IS静岡店内
    アミューズメントパーク

次期の展望

次期は出店3店舗、退店1店舗を計画  厳しい市場環境の中で営業利益率15%を維持

次期(2015年3月期)の事業展開としては、アミューズメント施設市場は消費税増税に伴い、価格転嫁の難しさや消費マインドの低下による来場客数の減少などが懸念されており、当社としては引き続き既存店舗の運営効率化および新規顧客層の開拓を推進し、利益の確保に努めます。

中高年層の集客を目的としたシニアイベントを継続的に開催するほか、時間課金制キッズコーナーの展開、更に当社キャラクターを活用したテーマ型フード店舗の設置などにより、ゲームユーザーと女性・ファミリー層双方への訴求による相乗効果を狙い、集客の拡大に注力します。

また、今後の出退店については、効率的な店舗運営を更に強化するべく、不採算店舗を閉鎖するとともに、集客力の高い立地への新規出店を進め、新たな収益源を確保します。次期の出店は3店舗、退店は1店舗を予定しています。

以上の施策により、次期の業績は売上高100億円、営業利益15億円を見込んでいます。

 

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