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開発者インタビュー2013

02. P&S 事業統括 P&S制作部プロデュース室 室長  小野 健太郎/ 家庭用ゲームソフトの開発を経て、P&S事業部へ。現在、制作部のプロデュース室長として、中期計画に基づいた開発タイトルの考案や予算策定、マネジメントを担当している。

群雄割拠のパチスロ市場  カギは「コンテンツ力」と「商品力」。

―    初めに、パチスロ市場の近況を教えてください。
小野:  近年複数のメーカーがパチスロ開発に参入し、メーカーは増えていますが、機種ごとに明暗がはっきり分かれてきています。特にコンテンツ力のある機種やシリーズ物に人気が集中しており、有力コンテンツを用いたうえで機械の商品力が伴って初めてヒットが生まれるという状況です。
―   今のトレンドはどのような機種なのでしょうか。
小野:  2012年の後半あたりから、AT機と呼ばれる機種の人気が上昇しています。
これは、大当たりしたときに従来の機種より効率よくメダルを獲得出来る機種です。短時間の遊技でも、出玉の獲得感があることでユーザーの満足度に繋がっています。
―   なるほど。コンテンツの方にもトレンドはあるのでしょうか。
小野:  映画やアニメ、ドラマを原作としたタイトルや、オリジナルであっても人気の出たものはシリーズ化されています。完全新規のコンテンツはなかなか結果を残し難い状況にあります。これは家庭用ゲーム市場と少し似ているかもしれません。
―   やはり、知名度の高いコンテンツはユーザーにとって安心感があるのでしょうか。
小野:  そうですね。そういったコンテンツは色々なユーザーの方が興味を抱き易く、触れ易いと思います。また、直接機械を購入されるホール様にとってもご購入頂きやすいのではないでしょうか。
―    ホール側のニーズに合わせた商品提案などは、どのように行っているのでしょうか。
小野:  各ラインの担当者で新規性やセールスポイントを検討し、他のラインメンバ-や営業部門の意見も聞きながら進めています。
―    エンターライズ社が子会社となって5年が経過しましたが、開発環境などに変化はあったのでしょうか。
小野:  小会社化以前から映像とシステム部分で分業体制を敷いていましたが、会社間の隔たりがあり、意見交換や情報共有の面で難しさもありました。子会社化以降は垣根が低くなって両社の行き来もし易くなりましたし、遠慮なく開発が進められるようになりましたね。
―    両社の中で、小野さんのようなプロデューサーはどういった役割を担うのでしょうか。
小野:  中期計画に基づいたタイトルを検討し、開発ラインナップや目標値を設定しています。各ラインには、担当プロデューサーを割り当てて、ライン毎に細かな予算設定や目標台数を達成するための施策検討などを行っています。
―    実際の開発を行うメンバーの構成を教えてください。
小野:  映像とシステムのそれぞれにディレクターがおり、その下に映像や演出、出玉といったプランナーがいます。また、映像制作スタッフにはデザイナー、プログラマー、サウンドクリエイターが1つのチームとなっています。
―   家庭用ゲームの開発チームとの共有はあるのでしょうか。
小野:  はい。今回『バイオハザード5』の開発に当たっては、家庭用ゲーム版の川田将央プロデューサーと連携を取りながら進めました。

―    演出や表現において修正が入ることもあるのでしょうか。
小野:  そうですね。やはり家庭用ゲームで培ったイメージや世界観を壊してはいけませんので、同じ社内であっても"コンテンツを借りている"くらいの感覚で開発を行っています。ただ、「間が持たないから、ここにキャラクターを出したい」といったパチスロならではの演出もあります。そのような場合、使えるキャラクターなど、演出の線引きを川田プロデューサーとすり合わせていきました。他にもパチスロオリジナルの台詞監修などもお願いしています。
―    家庭用ゲームのクリエイターがパチスロ開発に関わることはあるのでしょうか。
小野:  一時的にサポートで入ってもらうことはあります。
―    家庭用とパチスロの開発とではやはり勝手が違いますか?
小野:  そうですね。家庭用ゲームとの一番の違いは、映像がリアルタイムではないということですね。家庭用ゲームはユーザーの操作によって、リアルタイムでキャラクターが動きますが、パチスロの場合は状況ごとにあらかじめ決められたものが表示されます。ただ、何度も決まった映像が流れてはユーザーも飽きてしまうので、非常に多くの演出パターンを用意します。
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  1. 05. 執行役員 CS開発統括 副統括 /小野 義徳
  2. 06. 取締役常務執行役員 コンシューマゲーム事業管掌 /一井 克彦
  3. 03. CS開発統括 技術開発部 技術統制室 室長/  伊集院 勝
  4. 04. CS開発統括 第二開発部 部長  杉浦 一徳
  5. 01. CS 開発統括 第三開発部 部長プロデューサー/ 辻本 良三
  6. 02. P&S 事業統括 P&S制作部 プロデュース室 室長/ 小野 健太郎

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