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開発者インタビュー2011

08. 取締役専務執行役員 コンシューマゲーム事業管掌  / 一井 克彦

開発部門とマーケティング部門の一本化_ 活発な組織の刷新で迅速な意志決定を図る。

―   まず初めに、第2次構造改革により開発部門とマーケティング部門を統合しましたが、新体制のメリットは何でしょうか。
一井  開発部門とマーケティング部門、さらに国内と海外で円滑な意思疎通や情報共有が可能となりました。以前は開発トップと私(マーケティング部門のトップ)で最終的に双方の意見を調整する時間を設ける必要がありましたが、新しい体制では意思決定のラインが一本化し、よりスムーズかつ迅速になっています。
―   ご自身が開発部門の統括に就任して感じたことはありますか?
一井  はじめに主要な開発メンバーと個別に面談を行いましたが、品質やゲーム性にこだわる、脈々と受け継がれたカプコンの「DNA」を改めて実感しました。彼らがそのDNAをもってカプコンらしいゲームを創り出していく限り、当社の未来を創り続けていくことができると確信しました。
―   大きく変化する組織や体制について、開発部門内で混乱はなかったのでしょうか。
一井  特にありません。開発スタッフを全員集めた戦略会議で、私の考える2つの目標や方向性を全て説明しました。1つは「ユーザー評価によるクオリティで世界一になること」、もう1つは「ゲームソフトメーカーとして利益面でも世界一になること」です。つまり、ユーザーに支持されるヒットタイトルを作り、そこで得た利益を次の開発投資に充てるスパイラルが重要だということです。
―   「クオリティの高さ」と「収益性」は必ずしも両立しない場合もあると思いますが、どのように意思決定をするのでしょうか。
一井  マネジメントとしての視点では、良いゲームを作ることは大前提ですが、一方で利益を生み出すためのビジネスセンスも要求されます。
カプコンの開発承認プロセスでは経営陣をはじめ、開発・営業・管理部門それぞれのトップによる会議で多面的に議論した後、最終的な意思決定が行われるので、開発部門だけで判断を下すことはありません。
また、開発部門においてはクリエイティビティとマネジメントセンスを兼ね備えている開発メンバー、すなわち次世代のリーダー候補が複数在籍していますので、彼らを中心に据えて判断していきたいと考えています。
―   部門間の情報共有で最も大事にしていることは何ですか。
一井  スケジュールや品質チェックの状態については細かく共有しています。タイトルの発売時期や開発進捗といった基本情報の共有に加え、E3や東京ゲームショウのようなイベントでのプロモーション手法などは両部門にとって非常に重要です。タイトルが市場に出るまでに如何にユーザーの認知度を高め、魅了し続けていくか、開発部門とマーケティング部門で意志統一をしていくことが必要ですね。
―   組織変更後、従来と比較して変化はありましたか?
一井  組織の雰囲気がとても前向きで意欲的になったと思います。スタッフが以前よりも元気になってきていますし、より多くの社員がチームへの参加意識と責任感を持ってくれるようになりましたね。より風通しが良い組織に変わりつつあると感じています。
―   新しい体制で目指すビジョンを教えてください。
一井  最も重要なのは「成果を最大化すること」です。一体化した組織によって円滑な意見交換とスピーディな取捨選択を行い、各タイトルで結果を最大化したいと考えています。ただし、この目標を優先することで、開発部門が周囲の声に影響されやすくなってしまうのではなく、一方でカプコンらしい「職人気質」は大事にしてほしいと思います。
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  1. 08. 取締役専務執行役員 コンシューマゲーム事業管掌  / 一井 克彦
  2. 07. CS開発統括 技術研究部 副部長 / 伊集院 勝
  3. 06. CS開発統括 編成部プロデューサー / 川田 将央
  4. 05. CS開発統括 副統括 / 小林 裕幸
  5. 04. CS開発統括 副統括 / 小野 義徳
  6. 03. 常務執行役員 P&S事業統括 江川 陽一
  7. 02. 株式会社 ビーライン・インタラクティブ・ジャパン 代表取締役社長 /  世古 学
  8. 01. CS開発統括 大阪制作部 MC制作室 室長 / 手塚 武

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