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開発者インタビュー2010

06. 執行役員 P&S事業統括 / 江川 陽一

定評あるカプコンの受託開発。 最新作『新鬼武者』も好調な販売を記録

―   初めに、現在の遊技機業界の近況からお聞かせください。
江川  ここ数年、ホール数の減少やパチスロの出玉規制による販売台数の落ち込みが顕著でしたが、各メーカーの開発努力により昨年度より底打ち感が見受けられるようになりました。ただ各社とも依然として苦しい状況は続いていると思います。
―   ホール数が減少傾向にあるのは何故ですか?
江川  減少は、経営悪化に伴うものでしょう。多くの来場者を迎え稼動が伴うことでホールの収益が確保されます。来場者を獲得するには新台の導入は必須であり、稼動には機械の設定や貸玉料金の設定などホール側の工夫が必要です。策を講じたくとも資金に余裕がなければなかなか思うようにはいきません。ホール努力によるサービスの向上や他店舗との差別化の結果、ホールの大規模化、チェーン店展開により中小規模のホールが淘汰されたのだと思います。ホール数の減少とは逆にホール当たりの設置台数は増加傾向にあります。
―   では全体的な遊技機販売数も減少しているのでしょうか。
江川  各社が投入する新規タイトル数は減っていませんが、市場全体での販売台数は減少傾向にありますね。
―   市場では、どのような台が人気なのでしょうか。
江川  やはり多くは出玉性能に魅力があるものだと思います。また、人気コンテンツを題材にした機種は集客力がありますし、前作との関連性もヒットに繋がる大きなきっかけになるのではないでしょうか。業界全体でコンテンツの重要性を感じていると思います。例えば、2010年3月にロデオ社様より発売した『新鬼武者』は前作の人気と今作のクオリティの高さが上手く融合し、おかげさまで大ヒットとなりました。
―   ではその『新鬼武者』について、まずは開発コンセプトについて教えてください。
江川  回るたびに何かが起きるといった「終わらない期待感」がコンセプトで、前作の約3倍を超える豊富な演出と展開がその実現を支えています。当社はその演出部分を担当しています。
―   どのような演出になっているのですか?
江川  意外性に富んだ展開パターンによるプレイヤーを飽きさせない工夫や先が読めないシナリオが用意されており、それを個性的なキャラクターが繰り広げるドラマ仕立てのような演出となっています。あるモードでは15話のストーリーが前作『鬼武者3』と同様、20インチのドーナツビジョンを通して迫力ある映像が展開されます。家庭用ゲーム機で発売された『新鬼武者』の素材を活用しているので、映像クオリティも維持しています。
―   市場からの評価はいかがですか?
江川  前作に引き続き高評価をいただいており、販売台数も計画を上回っています。
―   『新鬼武者』のほかに、当社はこれまでも多数のタイトルで受託開発をしてきました。カプコンに期待されるのはどのような点なのでしょうか。
江川  競争力のあるコンテンツを利用し、先方が期待する遊技機ならではの映像演出が制作できる点ではないでしょうか。
―   演出のアイディアはどのように考えるのですか?
江川  まずはメーカー様から機種のコンセプトを提案、説明していただき、それに応じた演出を考えます。
―   パチスロ機ならではの演出では、何が重要なのでしょうか。
江川  プレイ状態にピッタリ合った期待感を表現することではないでしょうか。プレイヤーが理解できないような演出では意味がありません。演出が示す信頼度や期待度、また発生頻度は非常に重要です。簡単にプレイヤーに見透かされてもいけません。主制御側との連携が不可欠となります。
―   そういった重要な部分を請け負うということは、それだけ責任も大きいですよね。
江川  そうですね。ただ、手当たり次第に受けるのではなく、ひとつひとつ確実に、クオリティや納期は最大限ご要望にお応えしたいと考えていますので、そういった積み重ねが当社への評価に繋がっているのだと思います。これまでの受託案件では販売実績も伴っていますし、継続的にご依頼をいただけているのだと思います。
―   安心して任せていただけるということですね。
江川  そうですね。ただし、これまで映像制作の分野では、ゲームメーカーとしてのクオリティの高さも売りでしたが、近年は同業者からの参入も多く、今の位置に満足してはいられません。
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  1. 05. MC開発部長 兼 プロジェクト企画室長 / 手塚武
  2. 06. 執行役員 P&S事業統括 / 江川陽一
  3. 03. オンライン開発部 部長 / 小野義徳
  4. 04. プロデュース室 プロデューサー / 辻本良三
  5. 01. CS開発副統括 兼 制作部 部長 / 竹内潤
  6. 02. プロデュース室 プロデューサー /  江城元秀

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