日本のゲーム業界のリーディングカンパニーとして、カプコンが社内・社外問わず取り組んでいる事例を紹介します。

福利厚生

社員一人ひとりが高いパフォーマンスを保って業務に取り組めるように、様々な福利厚生制度を導入しています。

健康保険、厚生年金保険、雇用保険、労災保険
福利厚生施設(法人契約)、社員寮・借上げ社宅制度、お誕生日会、クラブ活動(サッカー、バレーボール等)、特許報奨金制度、永年勤続表彰制度、 カウンセリングサービス、マッサージルーム、社員食堂、育児勤務時間短縮制度、持株会、財形貯蓄制度ほか

CSR活動

ゲームとは、子供の娯楽だけではなく様々な夢や希望、刺激や体験、コミュニケーションを提供しています。しかし昨今、ゲームが子供の健全な成長と発達やコミュニケーション能力育成において、悪影響を及ぼす可能性があるという情報が世間で取りざたされています。そういった状況のなか、カプコンではゲームメーカーとしての社会的責任(CSR)を果たすため、2005年から教育支援活動を行っています。
小学校、中学校、高校などに対し、「企業訪問」や「出前授業」といった教育プログラムで「学びの機会」を積極的に提供することにより、授業を通じて子供たちがテレビゲームのことを良く理解し、ゲームとの健全な付き合い方ができるように全力を尽くしています。
現在では、少年院や被災地の仮説住宅、地方自治体といった教育機関以外での出前授業を実施するなど、活動領域を拡大しています。
カプコンでは、これからもゲームの楽しさを通じて、働くことの大切さやゲームとの付き合い方を伝えるため、これまで以上に教育現場のニーズに対応した活動を推進していきます。

新ビルにおける工夫

2015年度から稼働を開始した新ビル「カプコンテクニカルセンター」では、下表のような各種省エネルギー設備を導入しています。その結果、ビル全体のCO2排出量を約10%削減※できると見込んでいます。


■ 新ビルの設備と省エネ効果※

(1) 外装の高断熱化により5%削減
(2) LED照明の導入により40%削減
(3) 人感・昼光センサーの導入により20%削減
(4) 空調・室温監視により30%削減

※ 設備を導入しない場合の想定エネルギー消費量を100%とする。

アミューズメント機器における工夫

パチスロ機筐体部材の効率的な活用


2014年度に発売したパチスロ機『戦国BASARA3』の筐体は、過去の筐体の部材を一部活用し、必要最低限の部品交換により筐体を組み立てる方式を採用しています。これにより、廃棄物削減と省資源を実現しています。

商品流通における工夫

同業他社と物流ネットワークを共有


商品の流通段階では、同業他社と物流ネットワークを共有することで、効率的な商品供給を可能にしています。これにより、梱包資材や燃料及び排気ガスの削減を実現しています。

説明書のペーパーレス化


旧世代機ではゲームソフトに紙媒体として同梱されていた取扱説明書ですが、現行機ではゲームソフト内にデータ化して保存することにより、ペーパーレス化を図っています。これにより年間約700万本出荷されるゲームソフト分の紙の消費を抑えています。