• 2020年8月3日
  • 報道関係者各位
  • 会社名 株式会社カプコン
     代表者名 代表取締役社長 辻本 春弘
    ( コード番号 : 9697 東証第1部 )
    連絡先 広報IR室
    電話番号: (06)-6920-3623

2021年3月期第1四半期の連結業績は、
前年同期比で売上高32.2%増、営業利益39.1%増と増収増益
~ 大型新作の投入およびデジタル販売の伸長により、
売上高および全ての利益項目で過去最高を更新 ~

株式会社カプコンの2021年3月期第1四半期連結業績(2020年4月1日~2020年6月30日)は、売上高237億22百万円(前年同期比32.2%増)、営業利益107億11百万円(前年同期比39.1%増)、経常利益106億19百万円(前年同期比37.9%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は78億15百万円(前年同期比44.2%増)となりました。

当第1四半期は、新型コロナウイルスの感染拡大下、アミューズメント施設事業では、店舗の休業等により苦戦を余儀なくされました。一方、当社の主力事業であるデジタルコンテンツ事業においては、近年、積極的に推進してきたデジタル販売の強化が奏功し、大型新作タイトルとリピートタイトルのダウンロード販売の拡充により、業績向上のけん引役を果たしました。この結果、第1四半期決算として、売上高および全ての利益項目で過去最高を達成しました。

なお、2021年3月期の業績予想につきましては、2020年5月8日決算発表時の業績予想を変更していません。

1. 2021年3月期 第1四半期連結業績

  売上高 営業利益 経常利益 親会社株主に
帰属する
四半期純利益
1株当たり
四半期純利益
  百万円 百万円 百万円 百万円 円 銭
2021年3月期 第1四半期 23,722 10,711 10,619 7,815 73 21
2020年3月期 第1四半期 17,938 7,703 7,699 5,420  50 78

2. 2021年3月期 連結業績予想

  売上高 営業利益 経常利益 親会社株主に帰属する当期純利益 1株当たり
当期純利益
  百万円 百万円 百万円 百万円 円  銭
2021年3月期 85,000 25,500 25,500 18,000 168 62

(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無: 無

3. 2021年3月期 第1四半期 各事業セグメントの概況

(1) デジタルコンテンツ事業
( 単位: 百万円 )
  前第1四半期 当第1四半期 増減率
売上高 13,977 21,476 53.7%
営業利益 7,733 11,804 52.6%
営業利益率 55.3% 55.0% 該当データはありません
  • 1) 当事業におきましては、シリーズ累計販売本数が1億本を突破した「バイオハザード」シリーズの新作タイトル『バイオハザード RE:3』(プレイステーション 4、Xbox One、パソコン用)が堅調に推移するとともに、前期に発売した『モンスターハンターワールド:アイスボーン』(プレイステーション 4、Xbox One、パソコン用)や、前々期に発売した『バイオハザード RE:2』(プレイステーション 4、Xbox One、パソコン用)が続伸するなど、採算性の高いリピートタイトルが引き続き顧客基盤の拡大に貢献し、利益を押し上げました。
  • 2) この結果、売上高は214億76百万円(前年同期比53.7%増)、営業利益は118億4百万円(前年同期比52.6%増)となりました。
(2) アミューズメント施設事業
( 単位: 百万円 )
  前第1四半期 当第1四半期 増減率
売上高 2,710 1,184 マイナス56.3%
営業利益 299 マイナス554 該当データはありません
営業利益率 11.0% 該当データはありません 該当データはありません
  • 1) 当事業におきましては、新型コロナウイルス感染症の影響により、店舗休業を余儀なくされ、その後営業を再開しましたものの、平時の水準を回復するには至らず、大幅な減収減益となりました。
  • 2) 当該期間の出退店はありませんでしたので、施設数は前期末と同じく40店舗となっております。
  • 3) この結果、売上高は11億84百万円(前年同期比56.3%減)、営業損失は5億54百万円(前年同期は営業利益2億99百万円)となりました。
(3) アミューズメント機器事業
( 単位: 百万円 )
  前第1四半期 当第1四半期 増減率
売上高 225 181 マイナス19.4%
営業利益 133 71 マイナス46.7%
営業利益率 59.1% 39.2% 該当データはありません

当事業におきましては、新型コロナウイルス禍に伴うホールオペレーターの休業等により需要が伸び悩む環境のもと、新機種の投入はありませんでしたがライセンス収入の計上により、売上高は1億81百万円(前年同期比19.4%減)、営業利益は71百万円(前年同期比46.7%減)となりました。

(4) その他事業
( 単位: 百万円 )
  前第1四半期 当第1四半期 増減率
売上高 1,025 879 マイナス14.2%
営業利益 640 511 マイナス20.2%
営業利益率 62.4% 58.1% 該当データはありません
  • 1) その他事業につきましては、グローバルでの当社タイトルのブランド価値向上に向け、主力IPを活用したキャラクターグッズ等の販売拡大や映像化に注力しました。また、eスポーツにおいては、6月から全世界でオンライン大会「CAPCOM Pro Tour Online 2020」を開始するなど、ユーザー層拡大とビジネスチャンス創出に向けた中期施策の安定的な継続を図りました。
  • 2) この結果、売上高は8億79百万円(前年同期比14.2%減)、営業利益5億11百万円(前年同期比20.2%減)となりました。