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各事業の状況

ゲームコンテンツを多メディアに展開するワンコンテンツ・マルチユース戦略に基づき、多彩な版権ビジネスを推進しています。ゲームの攻略本・設定集などの出版事業、音楽CD・キャラクターグッズなどを展開するライセンス事業に加えて、映画化・アニメ化にも注力しています。

2014年3月期 売上高構成比2.5%

当期の概況

売上高2,594百万円、営業利益率38.6%、前期比4.3%減

  • ワンコンテンツ・マルチユース戦略に基づき、ゲームの販売と連動した事業横断的な展開を実施することにより、自社コンテンツのブランド力強化と収益を最大化
  • 主力ソフト『モンスターハンター4』や『逆転裁判5』の販売に合わせた、ユーザー参加型イベントなどの開催により販売本数の最大化に貢献

画像:「モンスターハンターフェスタ'13」

「モンスターハンターフェスタ'13」
コミュニティの醸成や認知度向上を目的としたユーザー参加型イベント。日本一の最速ハンターを決める「狩王決定戦」や来場者同士で協力プレイを楽しむ「リアル集会所」などが好評を博し、全国5会場に48,500人が来場。

市場の動向

  • 世界のコンテンツ産業の市場規模は約130兆円、日本国内では約12兆円となり、アメリカに次ぐ世界第2位
  • 国内のコンテンツ産業は、少子化等が進むものの安定的に推移
  • 今後の成長の鍵は海外への多面展開

グラフ:国内コンテンツ市場規模推移

カプコンの強みと戦略

  • 自社で保有する豊富なコンテンツを多面的に活用(ワンコンテンツ・マルチユース)することで、デジタルコンテンツ事業との高い相乗効果を創出
  • 特に映像分野において、メディア展開がもたらす高い露出効果でブランド価値を向上させ、ゲームソフトの販売拡大に繋げる好サイクルを形成

次期の展望

  • 主力ソフト『モンスターハンター4G』の発売およびシリーズ10周年に合わせた各種イベントやコラボレーションの積極展開
  • その他のシリーズにおいても舞台・映像化によるブランド価値向上を推進

グラフ:売上高・営業利益率

SWOT分析表

当期の概況

売上4.3%減となるものの、営業利益は35.2%増  映画化や舞台上演など人気シリーズの異業種コラボレーションで新規ファン層を獲得

当事業における当社の強みは、自社で保有する豊富な知的財産(コンテンツ)を多面的に活用することで、コンシューマ・オンラインゲームとの高い相乗効果を得られる点にあります。特に映像分野では、メディア展開がもたらす高い露出効果でブランド価値を向上させ、ゲームソフトの販売拡大に繋げる理想的なサイクルを形成しています。

当期(2014年3月期)におきましては、引き続きワンコンテンツ・マルチユース戦略(詳細は「成長戦略3」参照)に基づき、自社コンテンツのブランド強化と収益の最大化を図るべく、各タイトルにおいて様々なプロジェクトを実施しました。

これらのプロジェクトは事業横断的に実施され、各部署で家庭用ゲームソフトの発売に合わせて、アーケードゲームやモバイルコンテンツ、攻略本、キャラクターグッズの投入や、映画化・アニメ化、イベントなどを展開しています。

当社コンテンツの映像、舞台化作品一覧

とりわけ、当社は家庭用ゲームソフト販売に多大なプロモーション効果が見込める「自社コンテンツの映画化」を強化しています。他の国内ソフトメーカーでも同様の動きは見られますが、映画化したタイトル数や興行収入を比較すると、当社の優位性が際立っています。これは、(1)当社はオリジナルコンテンツの創出に強みがあるため、100%自社保有のコンテンツを他社よりも多数有していること、(2)当社のタイトルは全世界で人気があるため、グローバルで展開する映画に適していること、などによるものです。

国内ゲームコンテンツのハリウッド映画収入ランキング

タイトル 原作会社 興行収入(全世界)
1. バイオハザードIV アフターライフ カプコン $296,221,663
2. バイオハザードV リトリビューション カプコン $240,159,255
3. バイオハザードIII カプコン $147,717,833
4. バイオハザードII アポカリプス カプコン $129,394,835
5. バイオハザード カプコン $102,441,078
6. ストリートファイター カプコン $99,423,521
7. サイレントヒル コナミ $97,607,453
8. ファイナルファンタジー スクウェア $85,131,830
9. スーパーマリオ 魔界帝国の女神 任天堂 $20,915,465
10. ハウス・オブ・ザ・デッド セガ $13,818,181

*2014年6月末時点 *当社調べ

当期は、当社の創業30周年を記念して長崎県のハウステンボスで「カプコンサマーフェスティバル in ハウステンボス」を実施したほか、主力タイトル『モンスターハンター4』の発売に合わせて、「モンスターハンターフェスタ'13」を全国5都市で実施するとともに、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンとのコラボレーションイベント「モンスターハンター・ザ・リアル2014」の開催、長野県渋温泉と手を組んだ地域振興など、様々な集客イベントを実施し、ユーザー層の拡大を図りました。

加えて、舞台「『戦国BASARA3 宴弐』 ‒凶王誕生×深淵の宴‒」の実施など異業種コラボレーションを推進し、継続的なユーザーへの訴求に努めています。

また、「逆転裁判」では、『逆転裁判5』の発売に合わせて、舞台「逆転裁判 ~逆転のスポットライト~」や、体感型推理ゲーム「逆転裁判 ~逆転への挑戦inジョイポリス」を再演するなど、ユーザーの耳目を惹きつけました。

他にも「ストリートファイター」をはじめ多数のマルチ展開プロジェクトが進行しています。

以上の結果、売上高は25億94百万円(前期比4.3%減)、営業利益は10億1百万円(前期比35.2%増)と、減収増益となりました。

  • 画像:「モンスターハンターフェスタ'13」
    「モンスターハンターフェスタ'13」
  • 画像:「モンスターハンター・ザ・リアル2014」
    「モンスターハンター・ザ・リアル2014」
    © CAPCOM CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED.
    © & ® Universal Studios. All rights reserved.
  • 画像:「モンスターハンター × 長野信州渋温泉
    「モンスターハンター × 長野信州渋温泉~
    "モンハン渋の里"で年中狩ろうぜ!~」
  • 画像:「『戦国BASARA3 宴弐』‒凶王誕生×深淵の宴‒」
    「『戦国BASARA3 宴弐』
    ‒凶王誕生×深淵の宴‒」
  • 画像:「戦国BASARA ‒Judge End‒」
    「戦国BASARA ‒Judge End‒」
    ©CAPCOM / BASARA JE

次期の展望

ワンコンテンツ・マルチユース戦略を更に積極化 「モンスターハンター10周年プロジェクト」を推進し、前期並みの売上高、営業利益を見込む

次期(2015年3月期)の事業展開としては、これまでと同様にワンコンテンツ・マルチユース戦略を積極的に推進していきます。

「モンスターハンター」シリーズの10周年およびニンテンドー3DS向けソフト『モンスターハンター4G』の発売に伴い、各種コラボレーションをより積極的に展開していきます。具体的には「モンスターハンター10周年記念オーケストラコンサート~狩猟音楽祭2014~」や「10周年記念モンスターハンター展」などを2014年8月に開催するほか、各種ユーザー参加型のイベントの継続により、ユーザーとの一体感を醸成します。

また、「戦国BASARA」シリーズにおいては舞台「『戦国BASARA3』‒咎狂わし絆‒」の公演や、2014年7月にはTVアニメ「戦国BASARA‒Judge End‒」の放映などを予定しています。更に、「逆転裁判」や「ガイストクラッシャー」などにおいて舞台化や映像化の継続により、ブランド価値の向上に努めてまいります。

これら異業種とのコラボレーションは、ゲームコンテンツの水平展開における主軸として機能することで、これまで以上に幅広い顧客層に訴求し、更なるブランド価値の向上が期待できます。

以上の施策により、次期の業績は、売上高25億円、営業利益9億円を見込んでいます。

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