INTERVIEW

2024年3月13日

東京サウンドチーム 紹介&インタビュー

こんにちは、タンタンです!
カプコンといえば大阪生まれ!本拠地でもある大阪のイメージが強いですが、実は東京にも開発拠点があるんです!
どんなところなのか、東京のサウンドチームのメンバーに詳しくインタビューしていきます!

今回はサウンドデザイナーの大野さん、ライさんにお話を伺います! お二方、本日はよろしくお願いします~!!

▲ライ(左)、大野(右)▲

東京支店ってどんなところ?

タンタン
それでは早速、お二人にお話を伺っていきたいと思います!
まずは東京支店ってどこにあるのでしょうか?
大野
東京支店は、西新宿の高層ビル街にある新宿三井ビル内にあります。
最寄り駅は、JR新宿駅、都営大江戸線都庁前駅、東京メトロ丸ノ内線西新宿駅から徒歩圏内にあり、新宿駅、都庁前からは「動く歩道」や地下通路を利用して雨に濡れることなく出社できます。

新宿駅には京王線や小田急線なども乗り入れているので色々な交通手段が選べて便利ですね。

タンタン
へ~!とっても便利なところにあるんですね!!
オフィスの雰囲気や周囲の環境なんかも教えてください!
大野
新宿三井ビルの高層階にあって眺めは抜群!スカイツリーが見える会議室や、ちょっとした休憩に使えるオフィスラウンジなどもあってとても働きやすい雰囲気です。
新宿三井ビル周辺は、他の高層ビルや都庁があるだけでなく、「ほっと一息」できる新宿中央公園やカフェ、昼休憩の時間だけでは回りきれないほど多くの飲食店があります。 新宿三井ビルの下層階にもコンビニや飲食店があるのでとても便利ですよ。帰りにデパートや新宿の電気街でショッピングなどもできたりします。
タンタン
なるほど~!周囲の環境も充実しているんですね。お仕事以外の時間も楽しく過ごせそうです!

東京支店にはどのような開発スタッフがいるの?

タンタン
東京支店にはどのような開発スタッフが働いているんでしょうか?
大野
プロデューサー、ディレクター、プロジェクトマネージャー、ゲームデザイナー、グラフィックデザイナー、プログラマー、サウンドデザイナー、コンポーザー、などなど…人数は大阪に比べると少ないですが、 大阪拠点と同じくゲーム開発に必要な様々な職種のクリエイターが勤務しています。
もちろん開発職以外にも様々な職種の社員が働いていて、新しいゲームを世に送り出すために日々奮闘しています!

いよいよ本題!東京のサウンドチーム紹介!

タンタン
じゃあいよいよ本題!東京のサウンドチームではどんな人たちが働いているんでしょうか?
ライ
11名のサウンドメンバーが東京支店で勤務していて、職種はこのようになっています。

【メンバー構成】
サウンドディレクター
サウンドデザイナー
コンポーザー
サウンドプログラマー
プロダクションマネージャー

タンタン
東京にもいろんな職種のサウンドスタッフがいるんですね!

東京サウンドのお部屋紹介!!

タンタン
大阪拠点にはサウンドスタジオなど様々な設備が揃っているようですが、東京にはどういった設備があるんでしょうか?
ライ
東京支店にも二つの7.1.4chのイマーシブスタジオがあります。一方のスタジオをレコーディングブースとして二つのスタジオを繋いで仮ボイス収録やちょっとしたFoleyの収録なども可能となっています。

開発用PCやゲーム開発機等が常設されているのでネットワーク経由でゲームエンジン内の最新の状態に更新して、開発中のゲームをチェックできるようになっています。
ゲームサウンドのミキシングはもちろん、音楽やPVなどのミキシングもできる環境ですよ。

タンタン
わ~!こんな充実した環境でゲームを遊んでみたいですね!
ちなみに、皆さん一人一人が普段作業しているデスクも気になるんですが、どんな感じなんでしょうか?
ライ
サウンドデザイナーとコンポーザーは5.1chサラウンド、サウンドプログラマーはステレオのスピーカーが設置されています。
ヘッドフォンで作業することも多いですが、自分の席でもサラウンドスピーカー環境で音を出して確認することもよくあります。 どの席も広く、開発用のPCや機材、楽器なども余裕を持って配置できますよ。
サウンドメンバー以外にもディレクターや他セクションの方が来て、実際にスピーカーで鳴っている音をチェックしてもらって相談したり、サラウンドの確認をすることもあります。
タンタン
パーテーションについている「ボコボコした壁」は何でしょうか??
ライ
これは吸音材と言って、スピーカーから出た音の響きを調整して聞きやすくする役割を持っています。これがないと音の反射によって聞こえ方が変わってしまうので、重要な役割を持っています。

東京サウンドチームが関わったゲームたち

タンタン
広くて吸音材もあり、パーテーションで区切られているのでものづくりに集中できそうですね!
東京支店では今までどういうゲームが作り出されてきたのでしょうか??
ライ
一番最近だと、昨年リリースされた「EXOPRIMAL」ですね。東京のサウンドチームも一丸となってサウンド制作を行いました。 これまでにも「モンスターハンターライズ:サンブレイク」「モンスターハンター フロンティア」シリーズ、「ストリートファイターIV」「ストリートファイターV」など、様々なゲームのサウンドが開発されています。
皆さんも是非遊んでみてください!
タンタン
すごく面白そうですね!タンタンも遊んでみたいです!
今後開発されるタイトルにも期待ですね!
カプストーンでも「EXOPRIMAL」を紹介している記事がありますので是非読んでみて下さいね!

ゲームサウンド開発は東阪連携!!

タンタン
ちなみに、こういったゲームは東京の開発スタッフだけで作られているんですか!?
大野
いえ、東京側がメインで開発しているタイトルでも、開発スタッフ/開発以外のスタッフも含めて東阪連携して作っていくことが多いですね。 サウンド制作も同様で、例えば「EXOPRIMAL」では大阪側のサウンドデザイナーやコンポーザーも参加しています。
また、大阪にいるゲームオーディオミキサー(サウンドエンジニア)にPVのミックスをお願いしたり、大阪のスタジオでFoley収録をしたり、ゲームのミックスを確認するために出張したりと、 必要に応じて実際に行ったり来たりしています。

▲大阪の設備▲

左から:「ダイナミックミキシングルーム(7.1.4ch)」「フォーリーステージ」「ダイナミックミキシングステージ(7.1.4ch)」

タンタン
なんと!実際に大阪に行ったりもするんですね!?
逆に大阪がメインで開発しているタイトルに東京のサウンドメンバーが参加することもあるんですか?
大野
はい、もちろんあります!
カプコンのサウンドチームは大阪も東京も含めて一つの組織なので、拠点の垣根を越えて協力してゲームサウンドを作っています。 今はゲーム開発アセットもネットワーク上で管理されていますし、テレビ会議やリモート通話など便利になっているので、コミュニケーションのストレスはあまりないですね。 毎朝のチーム朝礼なんかでも東阪メンバーがリモートで顔を合わせています。
タンタン
素晴らしいですね! 距離があっても仲がいいんですね~!
東京ならではのメリットなどは何かあるのでしょうか?
ライ
都内には外部スタジオや声優プロダクションが多いので、ボイス収録や音楽収録などに行きやすく、東京ゲームショウなどのゲーム関連イベントをはじめ、CEDECなどのカンファレンス、 サウンド関連のイベントやワークショップなどもたくさん開催され、近いので参加しやすいです。 自社以外のゲーム業界、サウンド業界など様々な方々と直接交流しやすいのは良いですね!
タンタン
なるほど!そう言われてみれば東京は他のゲームメーカーさんも多いですもんね~!
最後に、この記事を読まれている方へのメッセージをお願いします!!
大野・ライ
大阪と東京で連携して様々なタイトルに関わることが可能で、東阪合わせて総勢100名以上のサウンドメンバーで、全世界に向けて最高レベルのゲームサウンド制作に取り組んでいます!
カプコンで働きたい方、大阪、東京どちらもお待ちしています!
タンタン
お二方、本日はありがとうございました!
タンタンもまた東京支店に遊びに行きます~!!