カプコンサウンドチームではゲームサウンドのプロフェッショナルとしてオリジナリティを追求した制作を行っています。カプコンサウンドの7つの職種をご紹介します。
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コンポーザー
ゲームに彩りを与え、プレイヤーの心を動かす音楽を作るお仕事です。
ゲームの世界観やインタラクティブな展開に合わせた効果的な音楽演出や、それらを再生するシステムの提案も重要な役割です。
音楽制作ソフトウェアを駆使し、ときには没入感や世界観を最大限に表現するため、オーケストラなど様々な楽器の収録も行います。
創造性と技術力を活かし、「作編曲家+演出家+音楽プロデューサー」としてゲーム体験を盛り上げます。 -
サウンドデザイナー
楽曲以外のゲーム中に存在する全ての音を制作し管理しています。
キャラクターやモンスターの声を始め、銃や剣の音、衣類の擦れる音や足音、風や波の音といった環境音など、ゲーム中の多種多様な効果音をまとめあげゲームの世界観を演出していきます。
身のまわりにある様々な音を使い、1つ1つ積み上げた効果音で、無音の空間をリアリティのある世界へと変貌させていきます。 -
サウンドデザイナー(遊技機)
「アミューズメント機(パチスロ/パチンコ)」に存在する全ての音を「制作・管理」します。
「効果音・音楽」の制作をはじめ「ボイス収録、音の実装、外部協力会社の監修」など多岐にわたりプロジェクトに関わります。
遊技機ならではの展開や期待感に合わせた「音の演出・設計」の提案をすることも役割となっており、プランナーやプログラマーと連携を取り"より効果的な遊技機サウンド"の制作を行います。 -
ゲームオーディオミキサー
合言葉は「音が良くなるためならなんでもやる!」・「カプコンサウンドの最終アウトプット」
カプコンのほぼ総てのタイトルに関わり、カットシーンやゲーム内での音楽、効果音、ダイアログ(セリフ)のトータルミキシング・マスタリング業務を担っています。
より良いゲームサウンド制作をテクニカル面でリーディングし、業界屈指のスタジオの再生能力を使って、サウンドクリエイターたちと共にクオリティアップに取り組んでいます。
また、PVのミキシングやゲームショーでの音響管理など多方面に活動しています。 -
サウンドプログラマー
コンポーザーやサウンドデザイナーが表現したい音演出を、ゲームタイトル上で実現するアルゴリズム、プログラムを構築します。
また、未来のゲームサウンドを見据えたサウンドエンジンの開発や、先進的な基礎技術研究にも取り組み、心揺さぶるサウンド表現を実現します。 -
サウンドツールプログラマー
コンポーザーやサウンドデザイナーが利用するツールの開発やワークフロー構築を通じてサウンド開発業務を効率化します。
楽曲制作ソフトウェアやWebサービスとも連携するアプリケーションの開発など、幅広い技術によってサウンド開発に貢献します。 -
プロダクションマネージャー
ゲーム開発におけるサウンド(音楽・効果音・ボイス)やローカライズなどポストプロダクション領域の制作進行管理および、外部委託の際の契約、折衝業務といったマネジメント業務を主に行います。
他にも、サウンドやローカライズ領域でプロデューサーが提案するプロモーションのサポートを行うなど、開発に留まらない業務も行います。
近年、サウンド制作やローカライズ業務は複雑で多岐に渡り、外部との折衝や権利を扱う作業が重要度を増しているため、安心安全に開発を進行させる意味で、大きな役割を果たしています。