2012年3月28日
ファミコンジングル解体新書 その2
皆さんこんにちは!
前回の「ファミコンジングル解体新書 その1」はいかがでしたか?
今回は実作業に入っていきますよ~。少しずつファミコンサウンドに変えていきます。
(前回の記事はこちら!)
まずは、一番耳に入る音、コード音から行きましょう。
元がこれです。
概ね4~6和音で構成されています。
ここから、ハーモニー(響き)を司る音だけを残していきます。
こうなりました。
これだけでは「何のこっちゃ?」ですよね?(笑)
限られた音数しかありませんので、単体で聴いただけではピンと来ないのです。
みんなの力を合わせて形になるのです♪
では次、ベースに行ってみましょう!
左右で別々のシンセベースを鳴らしていますが、基本的には同じ音階すので、
そのまま行けそうですね~。
これはそのままファミコンサウンドになった感じですね。
ここで、2つを重ねて鳴らしてみましょうか!
おぉ!これだとさすがにあの曲だとわかりますね!さらにドラムを足してみましょう。
ドラム(キックやスネア)は、ノイズ音をいじって作りました。
さて、これで大体再現したのですが、、、何だか物足りません。。。
そりゃそうです。かなり音数が減っている上に、音色が良くも悪くもチープになってますから、
薄っぺらくなるのも無理はありません。
でも、既に発音数は4音に達しています。
どうしましょう、ここでやめにしましょうか、、、
いやいや、諦めることはいつでもできると肝に銘じて、最後までがんばりましょう!
というわけで次回は、とても重要な最後の詰めの作業に取り掛かりたいと思います。
それでは、最終回をどうぞお楽しみに!