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2022年8月13日

『カプコン ファイティング コレクション』~サウンドコンセプト&カプチューンREMIX楽曲!制作秘話~

こんにちは、タンタンです!
2022年6月24日『カプコン ファイティング コレクション』が発売されました!
発売を記念して、オーディオディレクター辻野さん、そして特典で収録されているREMIX楽曲を8曲も提供しているカプチューンさんからコメントをいただきました!
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▲『カプコン ファイティング コレクション』アナウンストレーラー▲

辻野オーディオディレクターからのコメント!

辻野
みなさんコンニチハ!『カプコン ファイティング コレクション』のサウンドディレクション及びサウンドデザインを担当しました辻野です。本作のサウンドコンセプトは「HIPHOP」になります。書下ろしイラストやUIデザイナーさんのカッコイイデザインに合わせて、音楽も効果音も「HIPでHOPにイイ感じ」に仕上がってます!
BGMは『カプコン ファイティング コレクション』に収録されてるタイトルを当時ゲームセンターでプレイしていた90年代に僕がよく聴いていた「サンプリング系HIPHOP」をカナリ意識しています。サンプリングされている「音ネタ」って有名な「Funk」系楽曲のレコードから引用されていることが多く、本作のBGMにも実際にレコードからサンプリングした「音ネタ」を取り入れたかったのですが、著作権などの権利に触れてしまう可能性がありますので断念しました…。
「サンプリング系HIPHOPを意識するけどサンプリングはNG」といった厳しい条件の中でしたが、サウンドスタッフの努力とセンスで、当初想定していた以上のイケイケなBGMができました!ゲームの中だけではなく、是非ともパーティやドライブのお供にも使っていただければと思います!

▲『カプコン ファイティング コレクション』内の『Museum Sound Player』▲

辻野
そして!ワタクシ「AC基板(※1)」というものに並々ならぬ愛をもっておりまして…これに関して語りだすと日が暮れてしまいますので別の機会にします…が!『カプコン ファイティング コレクション』では!なんとAC基板から直接音を録音させていただきました!本作の開発中は毎日「AC基板」と共に幸せでした!(笑)。弊社には「AC基板」を扱うベテランのスタッフがいまして、『ウォーザード』などで当時使用されていた「CPS-3基板(※2)」の独特の扱い方やお作法など教えていただきました。これ以上は企業秘密なので、ここではお話できません!(笑)。
『カプコン ファイティング コレクション』内の『Museum Sound Player』で聴くことができる、曲名や曲の長さは、既出のサントラに合わせておりますが、音源自体はサントラを使用せずに「AC基板」の音から録音した音源を搭載しておりますので、当時からファンの方にも満足して頂ける内容になっております!また『Museum Sound Player』内には「スーパーアーティストのREMIX楽曲」や「カプチューンREMIX楽曲」も搭載しておりますので、そちらも是非楽しんでいただければと思います!
(※1:アーケードゲームの基板)(※2:カプコン開発のアーケードゲームの基板)

▲発売前に公開されたカプチューン岡田と辻野のインタビュー動画▲

ここからは「カプチューンREMIX楽曲」にフォーカスしてカプチューンメンバーからのコメントをご紹介いたします!要チェックです!

OPENING DEMO: HYPER STREET FIGHTER II CAP-JAMS ver.

Arranger:北川
アレンジのポイントとしましては、原曲は疾走感が特徴の楽曲ですのでそこはまず死守するとして、あとは短い原曲の中から可能な限りの…いやほぼ全てのフレーズを拝借しながら制作を進めました。もちろんアレンジ楽曲として尺は延ばしたい、ということで色々と要素をプラスしていったのですが、「何の曲のアレンジなのか、果たしてわかってもらえるだろうか?…」という不安に襲われるようになりました。そこで登場したのが、イントロの「HYPER」ボイス(僕の声)と稲妻(オープニングの最後に鳴るSE)です。これでわかってもらえる…はず!(笑)。
Guitar:小川
北川さんのアレンジを更に引き立てられるように、ギタリスト目線から随所にアイデアを入れさせていただきました。アームダウンを交えたハーモニクス奏法で「キュイーン!」的な音をアクセントとして入れてみたり、ソロ終わりの単音カッティングフレーズにエフェクトで付点8分のディレイを掛けてみたりと…曲の雰囲気を壊さないように、押し引きをわきまえつつ弾く事を心掛けております。
そんな中で一番苦労したのがギターソロでして…。北川さんが仮で入れていたギターソロがいい意味でのラフさと、大人の色気があり既に完成されていましたので、「え、もうこれで良くない?」と思ったのですが、一瞬右手でタップする音を入れたり、細かいギターのテクニックを交えながら自分なりの解釈で弾かせていただきました。
若輩者が故、まだまだ大人の色気は出せませんが等身大の自分らしさは出せたのかなと思っております。このプロジェクトに限らず、メンバーそれぞれの個性が上手い事噛み合い、楽曲や効果音、ひいては日々ゲームサウンドを構築しています。そんな裏側を想像しながらゲームをプレイしていただけますと、更にゲームを楽しめるのかもしれません!あと僕のコメント、ギターの専門用語が多くてすみません!(笑)。
Bass:寺山
格闘ゲーム大好きベーシストの寺山です。今回も演奏で参加させて頂きました。ありがとうございます!アレンジを聴いた瞬間に分かる「アレンジャー北川サウンド」になっております。そこに各メンバーの音が入ると「カプチューンサウンド」になります!最高です!ベースもノリに乗りました。楽しんでいただけると幸いです!

Akuma's Theme: HYPER STREET FIGHTER II CAP-JAMS ver.

Arranger:大木
今回はゲームをプレイ中の楽曲ではなく、『Museum Sound Player』で聴ける楽曲とのことでしたので、「豪鬼がエモくてもいいじゃない!」をモットーに、アンビエント感のあるロックを目指してみました。ユーザーの皆様も聴き馴染みのあるフレーズをゆったりと歌わせたり、サビで新たなフレーズを追加したりと、一味違った新鮮みのあるアレンジになったと思います。 参加メンバーにもアレンジの意図を汲んでもらえて、なかなかにエモーショナルな最終仕上がりになったのではないでしょうか。皆様もこのアレンジを聴いて、普段と一味違った豪鬼を思い描いていただければ幸いです!
Guitar:藤澤
「豪鬼」をここまでエモーショナルにアレンジした大木君に感服しました!メロディアスでどこか哀愁が漂う雰囲気はまさに「エモい」の一言に尽きます!生々しく荒々しいラウドなドラムに、透き通るようなピアノ…各メンバーのエモい演奏に答えるように中盤にエモいギターソロを入れてみました。音の揺らし方や伸ばし方など、少しでもエモくなるようにギターを弾きました。中盤ギターソロの音楽理論では説明できない「感情が高まって強く訴えかけるギターの高速フルピッキングフレーズ」を楽しんでいただければと思います!(笑)。
Drums:大野
当初は「Loud rock」を意識して取り組んでいたため、重くて力強いサウンドにすることだけを考えていましたが、いざ一発目の収録をした時に、何か物足りないサウンドになってしまいました…。そこで、芯のある音作りも意識しつつ、渋みのあるスネアに変えたところ、良い感じの音になりました!この渋みのある感じが「豪鬼」らしさに繋がり、「Loud rock」の中に懐かしさもあるサウンド…まさに「エモい豪鬼」に仕上がったと思います!!

Cammy's Theme: HYPER STREET FIGHTER II CAP-JAMS ver.

Arranger:池田
原曲の特徴的なフレーズを随所に取り入れつつも、「キャミィ」らしいスタイリッシュかつ大胆なアレンジを目指しました。アレンジ当初はかなり難易度の高いアレンジにしてしまっていたため、メンバーの皆さんと相談しながら試行錯誤を繰り返し進めていきました。曲中で各楽器のアドリブのソロパートがあるのですが、本当に素晴らしいソロをメンバーに弾いていただき聴いていて興奮しました!是非注目して聴いていただければと思います。新鮮でどこか懐かしいスリリングな曲の展開をお楽しみください!
Bass:大本
アレンジのデモを聴いたとき、武者震いが止まりませんでした。これは大変なものがきたぞと…(笑)。曲中の繋ぎについついフレーズを入れ込みたくなってしまうような大変密度が濃くかっこいいアレンジで、有難いことにベースをフィーチャーしていただいている部分もあったため、アレンジャーの池田君と何度も相談を重ねて収録に臨みました。練習も含め大変楽しく演奏させていただきました!池田君の最高にきらびやかでお洒落なピアノソロと共にお楽しみくださいませ!
Guitar:藤澤
池田君のアレンジのデモを聞いたとき、「凄く細部まで作りこまれたアレンジで良く出来てるな~」と感心したのを覚えております!リズムのキメやコード進行、アレンジ全体の緩急の作り方が抜群です!しかし演奏者からすると少々難易度が高いアレンジであったため、各メンバーと相談しつつ試行錯誤の上、各パートのアレンジを細部まで詰めていきました。
難易度を下げたら楽曲のクオリティが下がるという懸念点もあるのですが、結果として演奏者に余裕が出来た分、1つ1つのフレーズに「個性」や「味」を入れることができ、「最高のカプチューンサウンド」になりました!「最高のカプチューンサウンド」が織りなす『Cammy's Theme』を是非お楽しみくださいませ!
Drums:大野
池田君からアレンジのデモが上がってきた時のことは今でも忘れません!かっこいい!早く叩きたい!といった気持ちでワクワクしていました!…が!聴く回数が増えるごとに演奏の難しさを痛感しました。「Fusion」特有の細かいノリに合わせつつ、インパクトある「Rockサウンド」も意識したので、タイトで芯のあるサウンドに仕上がったと思います。
収録中にその場のフィーリングで当初予定していたドラムフィルの内容を変更した箇所も多く、完成するまでワクワクして取り組めました!このワクワク感がユーザーの皆様に伝わればと思います!

Demitri Stage: Night Warriors CAP-JAMS ver.

Arranger:木村
実はこの楽曲のアレンジ、1度作り直しています!(笑) 最初はもっとゆっくりなテンポでの「EDM」アレンジだったのですが、メンバーの皆さんと話し合っていくうちに今のアレンジにたどり着きました!おかげさまでかっこいい曲になり、とても満足しています!
また、本作のアレンジを担当した時は入社1年目でしたので、始めて経験する業務が多く、中でもスタジオでドラムを収録したのは初めてでして…とても緊張しました!初めての上に「Drum'n'Bass」アレンジだったので「バンドで演奏することが出来るのか?」など不安だらけだったのですが、メンバーの皆さんがとにかくバチバチにカッコイイ演奏をきめてくださったのでとても感激しました。カプチューンのスピーディーでエッジの効いた「Drum'n'Bass」アレンジを楽しんでいただければ幸いです!
Keyboard:岡田
エレピを担当しました!これまでも幾度とアレンジされてきた名曲!実は…原曲を作ったコンポーザーの奥河先輩とはいつも仲良くさせていただいてますので、より力が入ってしまったという…(笑)。アレンジャー木村さんと相談しつつ、元の「Dark Electro」な感じを、カプチューン的に生の「Break Beats、Drum'n'Bass」で疾走感ある感じにしてみたかったのですが、とてもクールなアレンジにしてくれました!ドラムとシンセベースのウネリが気持ちいいです!同じキーボード担当のライ君とは初共演でしたが、アバンギャルドなソロの掛け合いはいつかライブで再現したい1曲です!
Keyboard:ライ
カプチューンの初参加で『Demitri Stage』のシンセの部分を弾かせて頂きました!曲のモックアップを聞きながら、シンセの音色を工夫し、最後のバージョンを木村さんからのフィードバックと合わせて、メロディーとバックで鳴らすシンセの音色を完成させました!先に収録されていた岡田さんのエレピが素晴らしく、湯水のごとく溢れ出るソロのアイディアに感服しました。岡田さんのソロに感化され、自分のソロと岡田さんのバッキングが無意識に「コール&レスポンス」のようになってソロのラストスパートに向けて最高の演出になったと思います!音楽は不思議なものですね!本当に楽しかったです。皆様にも楽しんで聴いていただけたらと思います。

Green Scream: VAMPIRE SAVIOR CAP-JAMS ver.

Arranger:鈴木
原曲のオシャレなコード感と豊かなメロディーを大事にしつつ少し大人で「クール&タイト」な楽曲を目指しました。今回はカプチューンメンバーが演奏をしてくれるという事でアレンジ中から楽しみだったのですが、実際に演奏をしてもらうと…思ってもみなかった変化を遂げてそれぞれのパートが返ってきました!打ち込みでは表現できない生の楽器のニュアンスや臨場感が入り、それは「気持ちイイー!」の一言です!そして、やはり普段からゲームサウンドを作っているメンバーなので、曲の押さえ所が絶妙ですね!!そんな今回のアレンジ、原曲とはまたちょっと違った雰囲気を楽しんでいただければと思います!
Keyboard:岡田
ピアノを担当しました!鈴木さんのアレンジの発想が凄すぎる1曲です。「ピアノRock」を基調に「Jazz、Latin、Funk、Classical」の要素が溢れていて、各パートの旋律が絶妙に絡み合う…まさに「オルバス」の生態のように面白い特性が垣間見えるように多様なアプローチが楽しめるかと思います!フレーズがロジカルに敷き詰められていて、演奏は聞いている以上に結構ハードなんです(笑)。ピアニストは是非挑戦してみて下さい!そして今回ドラムの大野くんはカプチューン初参加でしたが曲調にピッタリな繊細なビートを奏でていて最高です!今までに無かった「カプチューンサウンド」をお楽しみください!
Drums:大野
普段あまり演奏したことのないジャンルの音楽で凄く苦戦しました…(笑)。ドラムの音作りも、担当させていただいた楽曲の中で一番苦戦しました…。優しく滑らかに叩いてもしっかり聞こえるよう、ドラムセットに毛布やマットで囲って生音はタイトに、録り音は滑らかになるまで音作りをしたため、スネアの微かなザラつきや、シンバルの揺れ感まで収録でき、楽曲に合ったサウンドに仕上がったと思います!

Pyron Stage: DARKSTALKERS CAP-JAMS ver.

Arranger:佐藤
目指したのは「圧倒的ラスボス感」です!また、原作をプレイしたことがなかったので、とにかくプレイ動画や音源を聞き、オリジナルの要素を活かしつつも「いかにオリジナルには無い面白さを取り入れられるか?」といった工夫もしてみました。原曲の旋律やモチーフの活用はもちろん、ゲーム内の効果音や他の楽曲の旋律も取り入れたりしています。ひとつひとつの音自体がシンプルな分、メンバーの演奏スキルにとても助けられたアレンジでした。是非カプチューンメンバーの素晴らしいプレイをご堪能ください!
Drums:中山
ジャンル的には「Industrial Rock」になるのでしょうか?佐藤さんのアレンジの発想が素晴らしい!最初のデモ段階ではシンプルな構成で、そこに各メンバーのアイデアや個性が入っていき段々と形になっていきました!「どのようなドラムサウンドにするか?&グルーヴにするか?」佐藤さんと相談しながらドラムセットを選定しました。ドラムは一見シンプルなビートですがシンプルなほど、ひとつひとつの音の余韻や立ち上がりのコントロールが重要になり、『Pyron Stage』はそこを凄く意識したドラムサウンドになっております!メンバーのアイデアや拘りが詰まった『Pyron Stage』をゲームのお供に楽しんで下さい!
Guitar:藤澤
今回はいつもと同じような音色でリードギターを弾くのは単調でつまらないな…と思いまして、「ワウ」というエフェクトを使ってギターソロを弾いてる箇所が沢山あります。練習してる内に段々と気持ち良くなってきて、佐藤さんにオーダーされた以上にギターソロを弾いてます!(笑)。ヘビィーなグルーヴに唸るトリッキーサウンド!楽しんで頂ければと思います!

Those who Show the Way: RED EARTH CAP-JAMS ver.

Arranger:宮田
原曲が16秒のループ曲という事で非常に短く「どうやって1曲にしよう?」と一瞬迷いましたが、その中で展開されているメロディが非常にキャッチーでしたので「このメロディをモチーフに発展させていく感じにしよう!」と、すぐイメージ出来ました!まさに原曲のメロディが素晴らしいからこれが出来るんです!
私はアレンジの土台を制作させて頂きましたがやはり1パートずつ生楽器に差し変わっていく過程が非常に楽しいですし、毎回感動してしまうんです!(笑)。 それはプレイヤーメンバーのアレンジ力であり、みんなの個性が1つの音楽になっていく奇跡だと思っています!「Funk」や「Jazz」の要素を入れつつ“Cool!”かつ“Pop!”に仕上がりました!是非お楽しみください!
Keyboard:岡田
ピアノを担当しました!宮田さんらしい、キャッチーなアレンジが最高です!「Free Soul」を彷彿とさせるムーディーな演奏で仕上げてみました。みんな大好きな「古き良きSoul」を感じさせつつ、櫻井くんのエレピの上にピアノとクラビネットを載せる事で「70年代のSoul」を存分に味わえるテイストになりました!!私的には軽くシャッフルしているミドルテンポのピアノワークが身体を揺らすグルーヴで気持ち良いです!大本さんの流れるようなベースラインも“Groovy!”で「レオ」もビックリなお洒落『Those who Show the Way』をお楽しみください!
Keyboard:櫻井
エレピとオルガンを担当しました。“Cool!”かつ“Funky!”なアレンジで、個人的には大好物なジャンルになります!普段サウンドプログラマーを担当しておりまして、このような形で楽曲に参加できて大変光栄です!今回も楽しく演奏させていただきました!ドラムやベース等の他のリズムパートと一緒に、心地よいグルーヴを演出できたと思います!そしてなにより辻野さんの「ワウ」の効いたギターが最高です!是非お楽しみください!!
Drums:大野
アレンジもメンバーの演奏も素晴らしく、生音ならではのノリや気持ちよさが引き立っていて、練習中&収録中ともに心地よく収録できました!「バンドサウンドの一体感、ノリ」を意識して聞いていただきたいです!大本さんのベースラインが気持ちよく、キーボードもお洒落&“Funky!”で、かっこいいフレーズが沢山あります!何度聞いても楽しめる曲です!

MEGALOPOLIS: CYBERBOTS CAP-JAMS ver.

Arranger:成田
この曲の原曲作曲者は「Heavy Metal」の名手なのですが、よりにもよって数ある曲の中からギターの弾けない私がアレンジを担当することになってしまいました。自慢になりませんが私が「MIDI」で打ち込んだエレキギターのリフは壊滅的にカッコ悪くなります。カプチューンのメンバーに打ち込みの曲データを渡すときは恥ずかしさと不安でいっぱいでした。
それがカプチューンのギターメンバーによってあっという間にカッコイイ「Heavy Metal」サウンドに生まれ変わった上に、ドラムの中山君も難しいパターンをサラっと演奏するもので、感激を通り越して驚愕いたしました。 キーボード演奏によって純粋な「Heavy Metal」に「Fusion」のテイストも新たに加わり「メンバー全員で作った新たなカプチューンサウンド」に仕上がったと思います!
Bass:寺山
こちらの楽曲はしっかりとベースのボトム感を出すためにダウンピッキング中心で弾いております!ドラムのキック、ギターのかっこいいリフに合わせながらタイトに、時には荒々しく弾いています!こんなにダウンピッキングしたのは久々ですね!メタルを必死に練習していた少年時代を思い出しました(笑)。
Guitar:藤澤
リードギターと左側のリズムギターを担当してます。右側のリズムギターは辻野さんです!中間部の辻野さんのクリーンなアルペジオギターは絶品です!僕には真似のできない哀愁感と味があります!どうしてもリードギターに耳がいく楽曲ですが、サイドのリズムギターにも是非耳を傾けてみてください!

▲カプチューン岡田&藤澤、各楽曲のアレンジ打ち合わせ風景!▲

ファンに向けてメッセージ!

Manager:小池
サウンドマネージャー&オーディオプロデューサーの小池です。この度はREMIX楽曲制作におけるスケジュール調整や収録スタジオの手配などカプチューンのサポートで関わらせて頂きました。各メンバーのパフォーマンスが120%発揮できる様にする事が私の役割となりますが、メンバーはそれ以上の「200%の素晴らしい楽曲」に仕上げてくれました!初めてカプチューンを聴く方、そして、かねてより応援して下さるファンの方も満足のいく「カプチューンREMIX楽曲」となっておりますので、是非皆様もゲーム本編と合わせてお楽しみくださいませ!!
辻野
「AC基板」の音、今回新たに書き下ろした楽曲、そして数々の名だたる「スーパーアーティストのREMIX楽曲」に「カプチューンREMIX楽曲」!! 『カプコン ファイティング コレクション』非常に豪華な仕上がりとなっております!是非是非!皆様楽しんでください! “HIT THE FLOOR!”

▲最後にギターを持ってキメポーズする辻野オーディオディレクター!!▲

 

若手からベテランまで、多くのサウンドスタッフが「カプチューンREMIX楽曲」に参加しています!
「コンポーザー」「サウンドプログラマー」「サウンドデザイナー」が職種の垣根を越えて1つのサウンドを作るというのは、カプチューンの発足によって初めて公式に実現しました!
ゲームサウンド業界に新風を巻き起こすカプチューン!今後の活躍にご期待ください!