『モンスターハンタークロス』イラストレーターインタビュー
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ついに発売された『モンスターハンタークロス』!
モンハン部の皆さん、遊んでますか?

さて、『モンスターハンタークロス』のイラストのひみつを解き明かす、カプコン伝説MHB出張版第4回!
第1回第2回第3回は読んでいただけましたか?
今回は、4大メインモンスターたちのイラスト制作工程に迫ります!

 

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● ディノバルド単体

北島:背景付きイラストと同様、イマジカさんのムービー用のモデルをベースに作成しています。
ここで私が行ったのは、プラモデルで言う“ウェザリング”の作業ですね。
ムービー用のモデルは、外殻の堅さを際立たせるために、テカリを重視した質感だったんです。
それに対して、生物感を出すために、最低限の汚しを入れてイラストにしています。
モンスターの動きはモーションの人が担当して構図をつけて、イマジカさんでレンダリングをして仕上げました。

 

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● タマミツネ単体

北島:タマミツネは難しくて、全体としてはサカナ的なぬめりを含んだ印象だけれども、顔はキツネのイメージで、さらに全体としては“ドラゴン”のモチーフなんですよ。
魚やは虫類っぽい要素を入れつつ、キツネのイメージもあり、さらにヒレは花っぽいイメージなんです。
首回りのヒレが特に“花びら”をイメージしていて、通常、古龍種は年期が入った生物の感じを出すために、ヒレやウロコに端っこが破れたダメージ表現を入れて“古さ”を演出するのですが、タマミツネに関しては優美さを出すために、あえてなめらかな花びらが広がる感じにしました。
また、けっこう透けた感じを出すために、ういろうのような…
――――え、“ういろう”?
北島:(笑)ういろうのような、少し透明感のある肌にしました。
透かすと陰影の表現が少し弱まってしまうので、迫力が出ずに困りました。
これは、光沢を足すことで、立体感を補強しています。
このイラストに関しては、毛はイマジカで担当しています(笑)。

 

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● ガムート単体

森気楼:ガムートに関しては、メインビジュアルに加えて単体イラストも担当しました。
――――苦労した部分はありますか?
森気楼:やはり毛の描き足しですね(笑)。
北島:ガムートに関しては、頭の硬質な部分をモデリングで足しています。
牙が独特な形なうえに、パースもあって大きく前に突き出しているので。
その辺は、バランスも含めて誇張して、インパクトが出るように表現しています。
また、割れている部分や、ヒビの部分にもさまざまな段差があるので、そこは注意して作り込みました。
あと、ガムートは意外につぶらな瞳なんですが、それがカワイクならない、“モンスターの目”に見えるよう、調整するのにすごく苦労しました(笑)。

 

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● ライゼクス単体

北島:ライゼクスに関しては、暗色が多いので、ハイライトが際立つデザインになっています。
そのため、立体感は出しやすいですね。
手を入れれば入れるほど良くなるモンスターで、モデラーもかなり頑張ってディテールの作り込みの作業していました。
その辺を注目していただければと思います。

 

さて、今回はここまで。
次回はいよいよ最終回、12月17日(木)公開!
今度は、発売時の“あの”イラストや、10周年の“その”イラストのヒミツに迫ります!

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