ミステリークイズ

2016/10/27

[成歩堂龍一のミステリークイズ] 第44回:「バラバラダイイングメッセージ」

某アパートで殺人事件が発生した。被害者は自室で腹を刺されており、出血多量がその死因と見られた。
被害者はペンを握って絶命しており、凶器は現場から発見されなかった。
部屋のアパートの鍵がかかっていたことから、警察は合鍵を持っていたとされる被害者の恋人を容疑者として捜査した。
当日、現場の窓は開いてはいたが、部屋が高層階ということもあり、犯人が窓を使って出入りしたということは現実的にあり得なかったからだ。
恋人は数週間前に合鍵を失くしたと主張しており、動機もないと反論、いったん容疑は晴れるかと思われた。しかし、凶器と思われるナイフが恋人の家近くのコンビニエンスストアのゴミ箱から発見され、そのナイフから被害者の血痕と恋人の指紋がついていることが確認され状況は一変。恋人である小井美人 奈乃代(こいびと なのよ)は起訴されることとなった。

小井美人「本当なんです、弁護士さん。私は何もやっていません!」

そして小井美人の弁護を務めることとなったのが、弁護士の成歩堂 龍一(なるほどう りゅういち)だった。

ナルホド「ええ、落ち着いてください、小井美人さん。信じますよ。あの凶器であるナイフも、お宅からいつの間にかなくなっていたんでよね?」
小井美人「そうです! なのに警察は信じてくれないんです‥‥。きっと合鍵も同じ人が盗んでいったに違いないんです」
ナルホド「誰かが盗んでいったのだとすると、小井美人さんと親しい人ということになりますが‥‥」
小井美人「はい、あまり考えたくないのですが、私の家によく来ていた友達のうちの誰かなのではないかと思っています」
ナルホド「お手数ですが、その人たちの名前をリストアップしていただけませんか? 実は僕に考えがあるんです」
成歩堂は、現場に残されたさまざまな書類や本などを調べるにつれ、まったく無意味な線が書かれているいくつかの紙に違和感を覚えていた。
それらはバラバラと部屋のあちこちに散らばっていたが、そのように意味のない線だけしか書かれていない紙はそれしかなかったということが気になった。また、その線は、被害者が握っていたペンで書かれていたということは警察の捜査で判明していた。



成歩堂は、小井美人に教えられた「家によく遊びに来る親しい人」のリストをしばらく眺め、自分の考えがまとまるのを感じた。

ナルホド「うん。小井美人さん、あなたの無実を証明できるかも知れない。ちょっと、警察に行ってきます」

リスト
・多史路 美代子(たしろ みよこ)
・佐々波 いろは(さざなみ いろは)
・科余山 今日子(かよやま きょうこ)
・佐倉多 育恵(さくらだ いくえ)


怪しいのは誰?

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