ミステリークイズ

2012/11/01

[成歩堂龍一のミステリークイズ] 第3回:「孤島の漂流者」

弁護士の成歩堂 龍一(なるほどう りゅういち) と助手の綾里真宵(あやさとまよい)は、日本の太平洋側に浮かぶ小さな無人島を訪れていた。

マヨイ「いやー、なるほどくん。海って楽しいねえ。」
ナルホド「まさか商店街のクジ引きで、無人島旅行ツアーが当たるなんてね。」
マヨイ「船も島も、数人のツアー客だけで貸切なんて、商店街にしては太っ腹だよね!あたしの運も捨てたモンじゃないでしょ?」
ナルホド「ぼくが当てるのは良くてもラーメン1個だもんなあ。‥‥あ、そろそろ自由時間も終わりだね。船に戻ろうか。」
マヨイ「そっか、お昼ごはんだね! おなかすいたー!」

ナルホド「あれ‥‥? 船で何かトラブルが起きてるみたいだね。」
スタッフ「すみません! 皆さんが海に行っているあいだにお食事がなくなってしまいました!」
マヨイ「ええっ! なるほどくん‥‥盗み食いしちゃったの?」
ナルホド「ぼくじゃないよ!」
スタッフ「配膳の準備中、少しだけ目を離したスキに、数人分のお食事が、ナニモノかによって飲み食いされてしまったようなのです。」
ナルホド「朝食後から今まで、ツアー客は全員浜辺にいました。ダレも船に近づいてないことは、ぼくたちも知ってます。ツアー客が犯人だとは考えにくいですね。」
スタッフ「スタッフにも、そんなことをする者はいないはずです。」
ナルホド「うーん。でも、そうなるといったいダレが‥‥?」

ツアー客「おーい、怪しい人間を捕まえたぞー!」
ナルホド「真宵ちゃん、行ってみよう!」

声のしたほうへ皆が駆けつけると、海辺で1人の男がツアー客に捕まっていた。男はツアー客でもスタッフでもなく、近くには小さなボートが停泊している。
成歩堂は男に尋ねた。

ナルホド「あなたはいったい、ナニモノですか?」



「聞いてくれ! おれは決して怪しい者じゃない! 本土の海辺でこのボートをこいでいたら強風で沖へ流されてしまい、もう3日も飲まず食わずで‥‥いま、ようやくこの島にたどり着いたんだ!」

過酷な直射日光にさらされつづけたせいだろうか、男の体は真っ黒に日焼けしており、額や首筋からは玉のような汗がしたたり落ちている。

ナルホド「あれ? ここは無人島といっても本土からはそれほど離れてませんよ。小さなボートでも、1日もかからずにたどり着けたんじゃないですか?」
「いや、強い海流に乗ってしまったせいで、当初はもっと東へ流されてしまったんだ。昼は太陽、夜は北極星で方角を確かめながら西へこぎ進み、ようやくこの島まで着けたというわけなんだ。」
ナルホド「そ、それは大変でしたね‥‥。」
マヨイ「ダマされちゃダメだよ、なるほどくん! この人、盗み食いの犯人だもん!」

真宵が男をハンニンと断定した根拠は?

バックナンバー

関連記事

今週の逆転通信

2018年9月21日
「『舞台 逆転裁判』最速先行抽選販売」を掲載!
2018年9月6日
「逆転四コマ」を更新!
2018年8月23日
「成歩堂龍一のミステリークイズ」を更新!