• 2021年1月21日
  • 各位
  • 会社名 株式会社カプコン
    代表者名 代表取締役社長 辻本 春弘
    ( コード番号 : 9697 東証第1部 )
    問合せ先 広報IR室長 黒澤 真
    電話番号: (06)-6920-3623

通期連結業績予想の修正および個別業績見込みと前期実績値との差異
ならびに配当予想の修正(増配)に関するお知らせ

当社は、最近の業績動向等を踏まえ、2020年5月8日に公表した2021年3月期(2020年4月1日~2021年3月31日)の連結業績予想を下記のとおり修正いたします。なお、当社は個別業績予想を開示しておりませんが、個別業績見込みについて、前期実績値と差異が生じる見込みになりましたのでお知らせいたします。

また、2020年10月29日に公表した2021年3月期(2020年4月1日~2021年3月31日)配当予想を下記のとおり修正いたしましたので併せてお知らせいたします。

1. 業績予想の修正について

(1) 2021年3月期 通期連結業績予想数値の修正(2020年4月1日~2021年3月31日)

(単位:百万円)

  売上高 営業利益 経常利益 親会社株主に帰属する当期純利益 1株当たり
当期純利益
前回発表予想 (A) 85,000 25,500 25,500 18,000 168円62銭
今回修正予想 (B) 92,000 30,500 30,000 21,000 196円72銭
増減額 (B-A) 7,000 5,000 4,500 3,000
増減率(%) 8.2 19.6 17.6 16.7
(ご参考)前期実績
(2020年3月期)
81,591 22,827 22,957 15,949 149円41銭
(2) 修正の理由

主力事業であるデジタルコンテンツ事業においては、近年、積極的に推進してきたデジタル販売の拡大が奏功し、新作タイトル『バイオハザード RE:3』が堅調に推移するとともに、前期発売の『モンスターハンターワールド:アイスボーン』が続伸するなど、採算性の高いリピートタイトルが息の長い売行きを示しました。加えて、今年3月発売予定の大型新作タイトル『モンスターハンターライズ』の受注が順調な滑り出しを見せるなど、同事業が総じて計画を上回り推移する見通しであります。

また、アミューズメント機器事業においては、11月に投入した新機種『モンスターハンター:ワールド』が好調に推移したほか、当初販売予定の1機種に対し3機種の投入を予定していることから当初計画より上振れする見込みであります。

この結果、売上高、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益は、いずれも前回発表予想を上回る見込みとなりました。

(3) 2021年3月期 個別業績見込みと前期実績値との差異(2020年4月1日~2021年3月31日)

(単位:百万円)

  売上高 営業利益 経常利益 当期純利益 1株当たり
当期純利益
前期実績 (A) 68,206 19,105 18,820 16,947 158円76銭
当期見込み(B) 80,000 27,000 27,500 19,000 177円99銭
増減額 (B-A) 11,793 7,894 8,679 2,052
増減率(%) 17.3 41.3 46.1 12.1
(4) 差異の理由

連結業績予想の修正の理由と同様であります。

2. 配当予想の修正について

(1) 修正の内容
  年間配当金
基準日 第2四半期末 期末 合計
前回発表予想
(2020年10月29日)
25円 50円
今回修正予想 35円 60円
当期実績 25円
前期実績
(2020年3月期)
20円 25円 45円
(2) 修正の理由

当社は、株主の皆様に対する利益還元を経営の重要課題のひとつと考えており、将来の事業展開や経営環境の変化などを勘案のうえ、連結配当性向30%を基本方針とし、かつ安定配当の継続に努めております。

この度公表した2021年3月期通期連結業績予想の修正等を踏まえ、上記方針のもと、2021年3月期における期末配当予想を修正し、前回予想の1株当たり25円から10円増配し、35円とさせていただきます。

この結果、中間配当金(1株当たり25円)と合わせた当期の年間配当金は1株当たり60円になるとともに、連結配当性向は30.5%となる予定です。

なお、本件につきましては、2021年6月に開催予定の当社第42期定時株主総会において付議させていただく予定です。

(注)本資料に記載されている業績予想数値等に関する記述は、当社が現在入手している情報および合理的であると判断する一定の前提に基づいているものであり、実際の業績等は様々な要因により予想数値と大きく異なる可能性があります。

以上