- 2022年4月21日
- 各位
-
会社名 株式会社カプコン
代表者名 代表取締役社長 辻本 春弘
( コード番号 : 9697 東証プライム )
問合せ先 広報IR室長 黒澤 真
電話番号: (06)-6920-3623
通期連結業績予想の修正および個別業績見込みと前期実績値との差異
ならびに配当予想の修正(増配)に関するお知らせ
当社は、最近の業績動向等を踏まえ、2021年5月10日に公表した2022年3月期(2021年4月1日~2022年3月31日)の連結業績予想を下記のとおり修正いたします。
なお、当社は個別業績予想を開示しておりませんが、個別業績見込みについて、前期実績値と差異が生じる見込みになりましたのでお知らせいたします。
また、2022年3月期(2021年4月1日~2022年3月31日)配当予想を下記のとおり修正いたしましたので併せてお知らせいたします。
記
1. 通期連結業績予想数値の修正について
(1) 2022年3月期 通期連結業績予想数値の修正(2021年4月1日~2022年3月31日)
(単位:百万円)
売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 親会社株主に帰属する 当期純利益 |
1株当たり 当期純利益 |
|
---|---|---|---|---|---|
前回発表予想 (A) | 100,000 | 42,000 | 42,000 | 30,000 | 140円52銭 |
今回修正予想 (B) | 110,000 | 42,800 | 44,300 | 32,500 | 152円23銭 |
増減額 (B-A) | 10,000 | 800 | 2,300 | 2,500 | – |
増減率(%) | 10.0 | 1.9 | 5.5 | 8.3 | – |
(ご参考)前期実績 (2021年3月期) |
95,308 | 34,596 | 34,845 | 24,923 | 116円74銭 |
(注) 2021年4月1日付で普通株式1株につき2株の割合で株式分割を行っております。
したがいまして、2021年3月期の期首に当該株式分割が行われたと仮定して、「1株当たり当期純利益」を算定しております。
(2) 修正の理由
主力事業であるデジタルコンテンツ事業において、シリーズ最新作『バイオハザード ヴィレッジ』や「モンスターハンター」シリーズのRPG作品『モンスターハンターストーリーズ2 ~破滅の翼~』が順調に推移しました。また、前期発売の『モンスターハンターライズ』を今年1月にパソコン向けに発売したことに加え、主力シリーズの過去タイトル等を中心としたリピートタイトルが安定した人気と第4四半期に実施したセールの相乗効果により販売拡大し、売上高は前回発表予想を上回る見通しです。
また、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益についても、いずれも計画を上回る見込みです。
2. 個別業績見込みと前期実績値との差異について
(1) 2022年3月期 個別業績見込みと前期実績値との差異(2021年4月1日~2022年3月31日)
(単位:百万円)
売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期純利益 | 1株当たり 当期純利益 |
|
---|---|---|---|---|---|
前期実績 (A) (2021年3月期) |
83,585 | 30,372 | 31,298 | 22,949 | 107円49銭 |
当期見込み(B) | 101,600 | 40,100 | 40,800 | 29,200 | 136円77銭 |
増減額 (B-A) | 18,015 | 9,728 | 9,502 | 6,251 | – |
増減率(%) | 21.6 | 32.0 | 30.4 | 27.2 | – |
(注) 2021年4月1日付で普通株式1株につき2株の割合で株式分割を行っております。
したがいまして、2021年3月期の期首に当該株式分割が行われたと仮定して、「1株当たり当期純利益」を算定しております。
(2) 差異の理由
2021年4月より全世界のデジタル販売機能を当社に集約し、販売分析に基づいた価格戦略等をグローバル規模で推し進めた結果、売上高、営業利益、経常利益、当期純利益は、いずれも前期から増加する見込みです。
3. 配当予想の修正について
(1) 修正の内容
年間配当金 | |||
---|---|---|---|
基準日 | 第2四半期末 | 期末 | 合計 |
前回発表予想 (2021年5月10日) |
– | 18円 | 36円 |
今回修正予想 | – | 28円 | 46円 |
当期実績 | 18円 | – | – |
前期実績 (2021年3月期) |
25円 | 46円 | 71円 |
(注) 2021年4月1日付で普通株式1株につき2株の割合で株式分割を行っております。したがいまして、2021年3月期については、当該株式分割前の実際の配当金の額を記載しております。
(2) 修正の理由
当社は、株主の皆様に対する利益還元を経営の重要課題のひとつと考えており、将来の事業展開や経営環境の変化などを勘案のうえ、連結配当性向30%を基本方針とし、かつ安定配当の継続に努めております。
この度公表した2022年3月期通期連結業績予想の修正等を踏まえ、上記方針のもと、2022年3月期における期末配当予想を修正し、前回予想の1株当たり18円から10円増配し、28円とさせていただきます。
この結果、中間配当金(1株当たり18円)と合わせた当期の年間配当金は1株当たり46円になるとともに、連結配当性向は30.2%となる予定です。
なお、本件につきましては、2022年6月に開催予定の当社第43期定時株主総会において付議させていただく予定です。
(注) 本資料に記載されている業績予想数値等に関する記述は、当社が現在入手している情報および合理的であると判断する一定の前提に基づいているものであり、実際の業績等は様々な要因により予想数値と大きく異なる可能性があります。
以上