販売計画は『モンスターハンター:ワールド(以下MH:W)』や従来シリーズにおけるG版の販売動向を参考に設定しましたが、現時点の販売状況と比較して前傾した計画であったと認識しています。コンテンツ自体の評価は高いことから、販売動向や購入者のステータス、クリア率、未クリア要因などの分析を進め対応することで、今後も長期的に販売していきたいと考えています。
各社の6号機が出揃う中、当社も初の6号機が好調な受注を獲得し、一定の手ごたえを感じています。しかしながら、この1年間で新機種の投入が1機種のみという状況には対応が必要であり、開発力や人的リソースの強化、コスト低減、適合試験への対応精度向上などの改善案を固めています。今後の展開については、来期以降に投入する機種の販売状況を見ながら、対応を検討していきます。
主に東京ゲームショウやブラックフライデー、クリスマスに合わせたセール実施により伸長しましたが、その他の期間においても安定的に実績を積み上げています。今後も、ユーザーの需要を見極めながら販売していきます。
『MHW:I』の地域別販売本数における欧米比率は当社の想定を超えていましたが、『MH:W』から『MHW:I』への移行促進やゲームプレイへのモチベーションの喚起など、同地域における販促展開に改善点があったことも事実です。目下ユーザーのプレイ状況の分析を進めており、今後の拡張版の販売方法についても、分析内容を勘案して策定していきます。
デジタル化により収益構造が変化する中で、コンシューマやモバイルなど事業におけるデジタル化にとどまらず、管理部門における基盤構築も含めた全社的なデジタル化を推進するべく、全社費用を見積もっています。
各国の会計基準によるため、日本版は2020年3月期に、海外版は2021年3月期に計上される見通しです。
収益認識と同時に、売上額に応じた原価額の計上を行います。
『MH:W』は現在でも販売本数を伸長しており、現時点で特筆するような変更はありません。