発売日が近づき、市場での評価や小売店の状況等を総合的に勘案した結果、計画本数を見直すこととなりました。
中国での展開を検討している事実をご報告できる、という段階です。詳細については現在調整中ですので、回答は差し控えさせていただきます。
当社には新規分野への参入を恐れないマネージャーが多数在籍しており、彼らの先導のもと、社内へ意識を浸透させることは問題ないと考えています。
また、新たなマネージャーの育成および新規分野に精通しているクリエイターの新規採用も進めていますので、両面的なアプローチを進めてまいります。
2011年3月期第1四半期より、欧米のマーケティングを戦略的に統一するための組織統合を進めています。戦略はグローバルベースで策定し、戦術は各地域で実施することで効率的かつきめ細かなマーケティングを推進してまいります。また、北米子会社のマネジメントの後任についても調整を進めておりますが、現時点では日本の事業責任者が定期的に北米に赴き指揮を執っています。
詳細な内訳は公表しておりませんが、上下期で半分程度ずつとなります。年末に『モンスターハンターポータブル 3rd』の発売を予定していますので、第4四半期の販売本数は例年に比べ減少する見込みです。
現状、計画の達成に向け最善の努力を行っています。タイトルの発売時期についてはそれぞれの営業戦略に基づき検討しますので、調整等は考えていません。
基本的には開発部門での増加です。タイトルラインナップ強化の必要性から戦略的に開発社員の増強を進める一方、オンライン事業での開発社員も増員を進めています。なお、2011年3月期も連結で200人程度の採用を計画していますが、これはあくまでも計画であり、実績見通しはまだ分かりません。
業務用機器販売事業においてはビデオゲーム機『スーパーストリートファイターIV』が牽引することに加え、モバイルコンテンツ事業も増収増益となる見込みです。また、P&S事業では受託ビジネスを強化していることから、全体としては増収増益の計画となっています。
前期比で約60億円の増加を計画しておりますが、必ずしも全額を使用するわけではありません。タイトルの販売動向により販管費は増減しますので、私たちマネジメントが費用対効果を精査しながら販管費率をコントロールしてまいります。
これまでも一部タイトルにおいて外部開発会社と提携していますが、今後、外注する部分の見直しを行います。作品の中核となる企画部分や品質管理、スケジュール管理等は社内で担当し、作業的な部分を外部へ委託する予定です。また、外部開発会社の管理を強化することでクオリティの維持を図ります。このような開発体制の構築により、開発期間を短縮していきたいと考えています。
既に『デッドライジング2』の開発にあたり、マイルストーンを設定し進捗や品質を管理するなどの経験を蓄積していますので、今後も当社側での管理を徹底することで、そのようなリスクは回避できると考えています。
一般的に開発期間は約2年を要しますので、早ければ再来年度から該当タイトルを市場へ投入できると考えています。
売上高は資料に記載しておりますが、営業利益は公表していません。ご了承ください。
今回の施策は1)開発期間の短縮によってフランチャイズタイトルの継続的な投入を可能とし、販売機会を最大化して欧米のシェア拡大を目指すこと、2)昨今拡大しているダウンロードコンテンツ等のオンライン対応について、自社内でまかないきれない部分を外部開発会社に協力いただくことを目的としており、必ずしも開発費の大幅な削減が可能となるわけではありません。
しかしながら、タイトル当たりのコストの上昇を認めるものではありませんので、開発費の効率化についても併せて検討してまいります。
2011年3月期の大型タイトル『デッドライジング2』や『ロスト プラネット 2』等に加え、ディストリビューションタイトル、その他廉価版等の計画を全て含めた数字となります。
2009年3月期は『バイオハザード5』や『ストリートファイターIV』等の大型タイトルが発売されたものの、リピート販売分は次期に計上されているため、445万本に留まっています。
3Dへの対応による開発費および期間の増加は大きくありません。ゲームへの導入については各タイトルのゲーム性やユーザーのニーズに合わせて検討する必要があると考えています。なお、3D対応タイトルの投入予定ですが、PC版『バイオハザード5』が既に発売済みです。
過去に比べグラフィック等が飛躍的に進化していますので、単純な3D化だけではビジネスとして難しいでしょう。ただし、過去作品をリメイクする上で3Dを取り入れることは可能だと思います。