拡大を続けるアジア市場で、
経験を力に変えて、確かな成長を

ーー仕事のおもしろさは、日々のなかにある

現在の仕事のやりがいは、カプコンのビジネスの最前線で仕事ができることです。実際にプロジェクトがスタートし、実を結ぶことが第一優先ですが、プロジェクトに先立って目標や計画をたて、実現のために必要なものや数字を整理して、計画に落とし込む。日本にいるときには感じることのできなかった現地スタッフの生の声を聞き、やりたいことの実現に向けて行動する。その仕事を管理側として担当し、実現できたとき、私も台湾現地で働くカプコン台湾の社員として認められたのだと感じることができます。
また、台湾に来てから感じたこととして、現地スタッフは曖昧な表現はせず、思ったこともはっきり伝えるという点です。「了解しました」という言葉ひとつにしても、現地スタッフは本当に理解したときだけしか使いません。そんな場面に遭遇するとき、文化の違いを面白いと感じ、自分の曖昧な態度や言い方を振り返る良い刺激になりますね。
いま、アジア地域のゲーム市場は拡大傾向にあります。その中心で拠点を構え、目まぐるしい変化を続けるアジア市場を舞台に、日本とは違った特性を持つユーザーを理解している現地スタッフと、開発・運営両機能をもったスピード感のある機能的な組織で、今後さらなる発展を遂げていきたいと考えています。

ーー意識することで自分を変える

会社の今後の展望を検討する中で、いままでは組織のなかの一社員という考えがどこかにありました。しかし、現地で働く数少ない日本人の一人として、自分の行動がカプコンジャパンの、ひいては日本への印象になるのだと知り、一社員として、会社を作り、発展させていくには自分はどう動けばよいか、という当事者意識が強まりましたね。業務面では、拡大するアジア市場のなかで、カプコン台湾はその運営・開発両組織をもってこれからさらに拡大できる可能性を秘めた組織であると思っています。大袈裟ですが、小さい日本代表として、日本文化をうまく伝えながら現地の文化や歴史などを生かし、台湾・日本の力を合わせて、これから飛躍していきたいです。
人生は何が起こるかわかりません。正直、海外赴任するまでは海外志向も、経理部配属当初は数字の知識もあまりありませんでした。しかし今になってみると、入社後に経理部に配属され、伝票と金額のチェックに悪戦苦闘した毎日や、1枚の伝票チェックから財務諸表まで担当していた、その経験すべてが自分のベースとなり、これからやりたいことにつながっていると確信しています。可能性の塊の皆さんには、必ず自分のためになるので、ぜひ二度とないチャンスと思って何事にも挑戦し、その視野を広げていってほしいと思います。