山田 健太
総合職 2008年度入社 

「自分の好きな物に関わることが出来る仕事かどうか」というのを軸に就職活動を行う。子供のころからゲームやおもちゃ等、「楽しいモノ」が好きだったので、ゲーム会社や玩具会社などを中心に選考を受けており、カプコンのゲームは何作も遊んでいて大好きだったので入社を決意。入社から約7年間パブリシティチームで宣伝の業務に従事。その後販売促進チームに異動し、営業施策の立案や販促物の製作に従事。

Record 1 ゴースト トリックパブリシティチーム

入社2年目に、パブリシティの担当としてユーザーの皆さんに紹介するゲーム情報のリリース作成や、そこで公開する情報のプランニングなどを、初めて一人で担当。

ミステリー作品のためネタバレを考慮して事前に公開できる情報が少なく、斬新なゲームシステムの面白さを誌面やWebでどう伝えればいいのか…。初めは途方に暮れていましたが、周りの先輩に色々助けてもらいながら、日々の業務をこなすことができました。また、発売直前のゲーム雑誌の記事内容を工夫したところ、後日その記事を見た前任の先輩に「いい記事だね」と褒められ、大きな達成感を得たことは今でもよく覚えています。

広報内田の質問に回答を渋る山田(左)

Record 2 ドラゴンズドグマパブリシティチーム

担当時の写真

パブリシティの担当として初めての次世代機用ゲームであり、カプコンが初めて挑戦する「ハイファンタジー」世界を舞台にした「オープンワールド」の「アクションRPG」というタイトルだったので、自身に宣伝のノウハウが無い状況でした。ですが、当時は今ほど浸透していなかった「オープンワールド」の面白さは、ゲームをプレイして確信していたので、面白さをストレートに伝えるべくメディアの方に直接開発からプレゼンする機会を設けたり、ゲームのリリース情報もなるべく噛み砕いて分かりやすい表現を試みたりと工夫しました。

これまでに比べるとタイトルの規模が大きく、その分担当業務の物量も多くなり一つ一つの業務のスピードアップが求められたので、発売後は自分自身の成長を実感できるほどでした。

Record 3 大逆転裁判 -成歩堂龍ノ介の冒險-販売促進チーム

パブリシティチームから販売促進チームに部署異動後、初めてメインで担当したタイトル。
書籍やCDを同梱した限定版を作ることとなり、実製作は先輩にお任せしていましたが、商品名称や同梱物の選定などの企画部分を担当しました。物作りは初めての経験で、慣れるのに精一杯でしたが、苦労した甲斐もあり、無事に限定版が店頭に並んだ時の喜びはひとしおでした。

また、発売日当日にはプロデューサーとディレクターを誘致して店頭でサイン&握手会を開催。お客様が笑顔で商品を手にお話しされている姿を直接見ることができ、自分の仕事が多くの人の喜びにつながっていると実感することが出来ました。

担当時の写真

Record 4 バイオハザード7 レジデント イービル販売促進チーム

ディスプレイと記念撮影

販売促進チームでは、大きく分けて「施策担当」と「ツール担当」の2つの業務担当があります。「施策担当」は、主にゲームソフトの販売本数積み上げのための、様々な販売に関する施策を立案・実行します。「ツール担当」は、主にゲームショップや家電量販店等の店頭で展開するツール(ポスターやポップなどの販促物)を製作します。これまで私は「施策担当」の業務を主に担当していましたが、『バイオハザード7』で初めてツール業務を担当することになりました。

ゲームソフトの魅力を直接お客様に伝える仕事をしたいと思っていたので、店頭でお客様の目に触れるツールの製作は念願かなった担当変更でしたが、その仕事は想像以上に大変でした。
製作にあたってはスケジュールの調整や予算の管理、販促物製作のレギュレーション遵守、製作進行に関わる様々な決まりごとやルールの把握等々覚えることが非常に多くあります。それらをきちんと守りながら、より店頭での訴求効果の高いツール製作を行う調整力が身につきました。