開発部ブログ

生まれ変わった法廷記録のおはなし

UI(ユーザーインターフェイス)デザイン担当:倉光

更新日時:2013年07月18日

こんにちは!
UI(ユーザーインターフェイス)デザイン担当の倉光です。
いよいよ発売まで1週間を切りました「逆転裁判5」。

今回は逆転裁判シリーズをプレイすれば一度や二度は…いやいや!
もう何度開くかわからないほどにお世話になるあの画面…

そう!「法廷記録」のお話です。

今作では、現代のプレイスタイルにあわせて
おなじみの法廷記録も大幅にリニューアルを行いました。
こちらについて、ご紹介させて頂きます。

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…って、そもそも「UIって何?」という方が多いですよね。

UIのお仕事は「企画班が考えるゲームのルールや情報を
目に見えるカタチにデザインすることで、
ユーザーの皆さんに楽しく&わかりやすく伝える」
こと。

法廷記録に限らず、ココロスコープの設定や
決め台詞「異議あり!」「黙りなァ!」なんて文字もUI班が担当していますよ。

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割となんでも屋さんでもあり、実はこのブログの似顔絵も
UIスタッフが担当しています。いずれこのブログにも登場しますのでお楽しみに。

■法廷記録ができるまで
さて本題に戻りまして、逆転裁判5ですがなんと6年ぶりの続編となります。
ナルホドくんの華麗なる復活に合わせ、
キャラクターは3Dに、背景も臨場感のある現場調査ができるようになりました。
じゃあUIは?…もちろん、そのままで良いわけがないっ!
6年の間に、ユーザーを取り巻く環境はすっかり様変わりしており、
「シリーズの雰囲気を残しながらも、大胆にリニューアルしよう」
というところから始まりました。

まずは、企画班の「現代のプレイスタイルだとこうした方がいいかも!」
「しかもこんな機能も増やしたい!」という厚すぎる…否、熱すぎる仕様書を読みます。

紙に「逆転の世界観だったらこんなのどう?」という設計案をたくさん描き…
次にフォントの種類やカラーを駆使して
情報がちゃんとわかりやすいように画面を組み立てていきます。

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これをプログラマさんにゲームに組み込んでもらうんですね。

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出来上がったUIは、実際に触ってみるテストを
カプコン社内で繰り返し(ユーザーテストといいます)、徐々に完成度を上げていきます。

こうして生まれ変わった逆転裁判5の法廷記録では
1ページに証拠品は5つ、選択する証拠品を切り替えながら
説明文も見ることができるようになりました。

■「探偵メモ」に注目!
また、探偵パートの新機能としてご紹介したいのは「探偵メモ」
久しぶりにプレイを再開した時、こんなことありますよね。

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こんな時には、法廷記録画面で「探偵メモ」を開きましょう。
何をすればいいかのヒントが書いてありますよ!

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こちらも今回のUIのビジュアルコンセプトでもある「手帳感、手ざわり感」を活かし
主人公が自分で記入している雰囲気を演出しました。

「探偵メモ」はプレイ中、自動で情報が更新されていきます。
従来通り「ヒントなんか見ずに、己の推理で真実に辿りつきたいんだ!」って方は
見なくても進められますのでご安心を。

さあ、皆さんも一緒にオドロキくんと発声練習!

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■おまけ
最後に、開発中に起こった出来事についてここに告発(?)しておきます。
開発も終盤に差し迫ったある日、
私の席におそるおそるお願いごとにやってきた山﨑シナリオディレクター。

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「倉光さん…あの~UI班にお願いしたいことがあるんですけど…」

尋常ならぬその恐縮っぷりにビックリした私は、努めて明るくこう答えました。

「いやいや、
 
この期に及んでココロスコープを1か所増やしたい
 
とか、そんなレベルじゃなかったら何でもやりますから~大丈夫ですよ!」

にっこり微笑みながら返した私の目にうつったのは…

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…え、図星?

この日めでたく「ココロスコープが1か所増えた」ことの代償として、
山﨑さんからUI班に≪山﨑を1発殴っても良い券≫ が
大量に発行されたことは言うまでもありません…。
(注:もちろん心の清いUI班、誰も使っていませんよ!)

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さて、次回は企画猪川さんが2回目の登場です。
今作の追加コンテンツ「コスチューム」についての開発裏話をお届けしますよ!

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