開発部ブログ

~世界をつくる~

背景グラフィック・デザイン担当:石川

更新日時:2013年07月16日

背景グラフィックとデザインを担当しました石川です。
今回は背景のお話をしたいと思います。

背景を作る仕事なんて、地味で面白くなさそうに聞こえるでしょう?
いえいえ、そんなことはありません。
何故なら、それは言いかえれば、逆転裁判5の世界を創造するということ。
なるほど君たちの活躍する法廷を、謎に満ちた事件現場を、
個性豊かな脇役たちの生活する空間をデザインするわけです。

本当はとても楽しくてのある仕事なのです。

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実際の仕事も夢に満ち溢れていました。
特に初期の頃のアイディア出しは、熱かったです。

「逆転裁判5の法廷は、普通の法廷ではダメだ!
何か今までに無いようなインパクトのあるものにしよう!」

湧きあがる衝動をイメージボードにぶつけました。
で、その頃描いたうちの一枚がコレ↓

イメージ
…とても夢がありますね。

なんと!法廷が空に浮かんでしまっています!
この法廷まではどんな交通手段で行くのでしょうか?
酸素が薄そうですが、ちゃんと証言出来るのでしょうか?

いやいや、ちょっと待って…

法廷は飛びません!

こんな風に、初期の頃のアイディア出しは、しばしばぶっ飛んだ方向に向かったりもして、
とても充実した期間でした。
これ以外にも、巨大な女神像が立っていたり、バーチャル空間だったり、
どんな経緯でそうなったのか分からないようなアイディアが沢山出ていました。

そして最終的には、爆破されて崩壊する事になりました。

イメージ
結局、ぶっ飛んじゃいましたね。

しかし、こういった様々なアイディアの上に誕生した崩壊法廷

今作のテーマである“法の暗黒時代”を象徴する
インパクトのあるものになっていると思います。
是非、3DSで大迫力の画面をご覧になって頂きたいです!

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さて、逆転裁判の世界は法廷以外にも、変てこで面白い風景がいっぱいです。
ゲームをするうえで、風景も楽しんでいただけたら嬉しいです。

今回はその中から、2話に登場する九尾村の妖怪横町をご案内しましょう。

イメージ

こちらが妖怪横町です。
ここは近頃妖怪ブームでにぎわっている村、
至る所に妖怪が潜んでいそうな、なんとも怪しげで楽しそうな風景です。
ゲーム中もここで、さまざまな物語が繰り広げられるわけですが、
今回はゲームの中では語りきれなかった細かい部分の紹介をさせて頂こうと思います。

●化け猫そば
画面中央の不気味なネコの顔のついた屋台では、この村名物のそばが食べられます。
恐怖を呼ぶ、ネコ型のナルトが大人気で、
猫舌の人でも安心して食べられる温度だとか。
2話に登場する、ゆめみちゃんもよく食べに来るそうです。

●おみやげ屋のクモ
画面右、ひときわ目を引く奇怪なクモの看板は、ここの店主の手作りだとか。
しかも8本の足は、からくり仕掛けで怪しく動きます。
是非、ゲーム画面で実際に動いている所をご覧頂きたいです。

●狐の像
画面左に見える狐の像はよく見ると、九尾の狐です。
そう、九尾の狐は九尾村の守り神。
傍らには商売繁盛というのぼりまで立てられて、
村人たちはご利益にあずかろうと必死のようです。

●豆腐小僧のマスコット
画面左、こちらも村の名物「妖怪豆腐」のマスコットキャラクターです。
夜な夜な村を歩きまわっているという噂があるとかないとか…

このように、キャラクターの後ろの何気ない背景の細かい部分には、
そこに住んでいる人々の生活感などが感じられるような趣向が凝らしてありますので、
ゲームをプレイする時にも、ちょっと足を止めて後ろの背景を観察してみて下さい。

まだまだご案内したい所は沢山ありますが、
続きはゲーム本編の方でご覧いただければ幸いです。

それでは今回は、この辺で終わりたいと思います。

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次回は、UI(ユーザーインターフェース)担当の倉光さんの登場です!
今作で、新たに生まれ変わって使いやすくなったUI、
その裏には一体どんな制作秘話があるのでしょうか…?

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