開発部ブログ

あれもこれも!逆転裁判5よもやま話

更新日時:2013年07月04日

みなさん、はじめまして!
『逆転裁判5』のシステムまわりなどを担当している、企画の猪川(いかわ)です。

開発チームは今、開発終盤のあわただしさで
毎日何かしらの逆境&大ピンチに見舞われつつも、
ふてぶてしく楽しく過ごしています!

本日は私、猪川と、後ほど登場する醍醐(だいご)さんの2人で
逆転裁判5のシステムや裏話をご紹介したいと思います。


夢の新システム!ココロスコープ

企画:猪川

まず私からは「ココロスコープ」のお話を!

イメージ

チーム発足当初から、シナリオディレクター・山﨑さんは
「今回は証拠品だけでなく“感情”をもとに真相を解き明かす、
 
そんな展開を盛り込みたい!」

とずーーっと言っていました。

・・・「法廷といえば証拠品」の逆転裁判で、
感情が真相へのカギになるってどういうことだろう!?と、
とてもワクワクしたのを覚えています。

とはいえ企画考案は一筋縄ではいかず。
“その人の本性が背後霊のように見通せる「ふしぎなゴーグル」を使うシステム!”とか、
“最新鋭の巨大コンピューターで脳波や心拍数を解析するシステム!”とか、
チームメンバーと話し合い、心理学の本を読み、企画書を作成しては
山崎さんに見せに行き・・・ボツになった企画書をシュレッダーにかける日々。

「そうだなあ、この企画も悪くないと思うんだけど・・・」

悪くないと言いつつ「正直ピンときてません」
といった様子の山﨑さんを見ながら、ふと、

(山﨑さん、言ってることと感情がムジュンしてるな・・・)

と思ったのが、ココロスコープが出来たきっかけだったかもしれません。

その頃の企画書の一部がこちら。

イメージ
↑上画面に証人と感情&下画面に映像など、
今と結構ちがいます。

・・・私のせいいっぱいのスケッチからはあんまり想像できませんが、

ココネの力によって明らかになる、証言と感情のムジュン!
ムジュンを正すほどに、次々と書き換わっていくイメージ映像!
それらがパズルのように組み合わさり、連鎖していきながら
一つの大きな真実にたどりつく!

そんな企画が徐々にまとまっていきました。

チーム全体でああでもない、こうでもないとアイディアを膨らませ、
出来上がっていったココロスコープは、
チーム全員の(と血と汗と涙)がつまっています。

プレイヤーのみなさんが主人公になりきって、
実際にココネのモニターを覗き込むような気持ちで
プレイしていただけたら、とてもうれしいです。

イメージイメージイメージ
↑設定資料の一部より。こんな顔のマークを描いて、ココロスコープを起動しています!

そして、証言と感情がムジュンする人それぞれの理由。
ココロスコープから描き出される、
様々な人間ドラマにもぜひ注目していただきたいと思います!

ではそろそろ、醍醐さんにバトンタッチです!


激闘! 逆転裁判5!

企画:醍醐

というわけで、猪川さんからご紹介にあずかりました、
企画の醍醐です。初めましてこんにちは。

しかし、逆転裁判5の発売は
もう、今月末なのですねえ。

思い返せば、
山﨑さんとは何度も死闘を繰り広げてきたなあ……

-------------------------------

イメージ

山﨑「醍の字。せっかくの新作だから、
   
探偵パートはグラフィカルにしてもらいてえなァ

イメージ

醍醐「なるほど。それは面白いですね。
   
早速、デザイナーさんにデザインしてもらいましょう!



イメージ

醍醐「こんな感じでいかがでしょう?」

山﨑「いいね。いいね。あとはね。移動ってあるでしょ?
   
あれ、全箇所に行けるようにして

醍醐「ぜ‥‥全箇所?」

山﨑「そう。今までって、事務所からロビーに移動して、
   
ロビーから部屋に移動しなくちゃいけない様な状況があったじゃない?
   
あれ、事務所からいきなり部屋に行けるようにして」

醍醐「し‥‥しかし、そうすると、
   
どこに行ったらイベントが起きるか分かりにくくなりませんかね?」

イメージ

山﨑「それを何とかするのが、おめえさんの仕事じゃねえのかィ?」

イメージ

醍醐「うう‥‥。
   
(何とかするか‥‥あれをああすれば‥‥)

山﨑「それに‥‥そうだ!
   
お話をクリアした後に、あの尋問もう1回やりたいって時に、
   
今までだと、はじめからそのお話をやらなくちゃダメだったじゃない?
   
それ、すぐ、その尋問からはじめられるようにして

醍醐「確かに。それは便利そうですね。
   
やりましょう!」

イメージ

醍醐「ただ、ぼく1人ではちょっと作業が‥‥

イメージ

???「ふっふっふ。
   
私がいるのをお忘れ無く。」

イメージ

醍醐「ああ!
   
キミはシステム班の強力なパートナーにして、
   
この上でブログも書いてくれている猪川さん!」

猪川「この上なく説明的なセリフありがとうございます。
   
私が手伝います。
   
山﨑さんをギャフンと言わせてやりましょう!
   
こんな感じですかね?」

イメージイメージ

山﨑「いいね!
   
これ、話を進めると、どんどん増えるんでしょ?」

猪川「はい。モチロンですよ!」

山﨑「あとはねー。みぬくはやりたいよね。
   
あと、心理学を利用した‥‥ココロスコープ
   
普通のと、暴走のと2種類欲しいでしょ。
   
それに、せっかく3Dだから、調べる画面も3Dにして欲しいなあ」

醍醐「あの‥‥確かに面白そうですが‥‥
   
そんなに仕様増えるんですか‥‥」

イメージ

山﨑「当然さァ。まだまだ仕様は増えるぜ。
   
そうさなあ。事件をまとめて新しい結論を導き出すシステム
   
名付けて、カンガエルートも作ってもらおうかァ

イメージ

醍醐「ぎゃあ!
猪川「ひゃいいいい!

イメージ

山﨑「‥‥へッ。
   
よろしく頼んだぜ!

イメージ

醍醐「分かりましたよ。
   
これが、カンガエルートの仕様書だ!

イメージ

山﨑「なんだと!
   
間違えたときのメッセージの使い回しは禁止
   
選択肢ごとに、個別に用意する

醍醐「つまり、書く分量は何倍にもなります!
   
これで、今日も3人とも残業ですね!

-------------------------------

……といった感じに、毎日面白い仕様が増え、
操作性はどんどん良くなり、
シナリオの書く分量が増えて行ったという……。

※このブログはフィクションです。
 
登場する山﨑さん・猪川さん・醍醐は実在する人物とは関係ありませんし、
 
3人とも仲良しさんです。
 
また、全ての企画や仕様は、チーム全員で考えています。
 ただ‥‥
 
逆転裁判5が色々な面白い仕様をもりこんだり、
 
操作性が向上したりしているのは、
 
ノンフィクションです!

次回7月8日(月)は
モデル担当上田さん&モーション担当新谷さんの登場です!
逆転裁判5の美麗なグラフィックの裏側が聞けるのか!?
お楽しみに!

ブログに戻る


ページトップへ