2018年11月29日
[成歩堂龍一のミステリークイズ] 第54回:「残されたメッセージ」
編集者「それでは、これで対談を終わらせていただきます。本日はありがとうございました。」
成歩堂菅児「ありがとうございました。」
――弁護士の成歩堂龍一は、雑誌の企画「異業種特別対談・スペシャリストの流儀」に参加していた。

成歩堂(まさか注目の弁護士として呼ばれるとは。緊張してどんな話をしたのか‥‥まったく思い出せないや‥‥‥‥)
菅児「いやー、弁護士の仕事というのは大変なものですね。とても刺激になりました。」
成歩堂「こちらこそ、菅児さんの仕事に対する姿勢には感心させられました。」
――彼の名前は菅児兼定(かんじかねさだ)。 新進気鋭の言語学者だ。特に漢字に関する造詣が深く、多くの著書を出版している。
編集者「最後に色紙に寄せ書きをお願いしたいのですが、よろしいでしょうか? まずは成歩堂さんからお願いします。」
成歩堂「は、はい‥‥それでは。」
――名前を書き始めると、突然手をつかまれた。
菅児「あっ! これは申し訳ない。つい‥‥。職業病ですかね。どうしても漢字の書き方や筆順が気になってしまって。」
成歩堂(うっ、自分の名前なのに‥‥どこか間違っていたかな)

――数日後――

いつもと変わらぬ朝、成歩堂はコーヒーを飲みながら、朝刊に目を通していた。
成歩堂「あっ!!!!」
王泥喜「成歩堂さん、どうしたんですか、急に大声をあげて?」
成歩堂「先日対談をした菅児さんが殺害されたみたいだ。すぐに事情を聞きに行こう。」

――警察署に向かった成歩堂は担当の糸鋸刑事から事件のあらましを聞いた。
事件が発覚したのは被害者の自室。死亡推定時刻は死体が発見された前日の夜、21時頃と推測される。

糸鋸「わざわざアンタが出てくるような事件じゃないッスよ。犯人の目星も付いてるし、解決も時間の問題ッス。犯行現場にはダイイングメッセージも残されていたッスし。」
成歩堂「ダイイングメッセージ‥‥見せていただけますか?」
糸鋸「これッス。最後の力を振り絞って犯人の名前を書き残そうとしたッスね。まぁ、一文字でチカラ尽きたみたいッスが‥‥。」
糸鋸の部下「被害者に恨みを持つ関係者が分かりました。状況から判断する限り、この5人の中に犯人がいると思われます。」
糸鋸「容疑者は「横山杏子」「須賀 大樹」「蒲北 忠彦」「藤川 あかり」「太刀谷 豊」の5人ッスか‥‥‥‥。はッ、一目瞭然ッス。すぐに太刀谷の逮捕状を取れ!」
成歩堂「イトノコさん! ちょっと待ってください。おそらく犯人はそのヒトじゃないと思います。」
糸鋸「何を言ってるッスか? ダイイングメッセージを見れば太刀谷以外に犯人は考えられないッス‥‥!」
成歩堂「いえ、おそらく犯人はこの人だと思われます。」

成歩堂が犯人と考えた人物は?

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