2018年10月25日
[成歩堂龍一のミステリークイズ] 第53回:「犯人のミス」
とある日、検事である御剣怜侍(みつるぎれいじ)はたまたま事件現場に遭遇してしまった。

ミツルギ「(まさか、休日に事件現場に遭遇するとは‥‥)」
イトノコ 「いや、御剣検事がいてくれてホントに助かったッス!! 実は、捜査がすごく難航してるッスよ!!」
ミツルギ「‥‥それは君の実力不足だろう。まあ、偶然だが現場に来てしまった以上は私も協力しよう。まずは現場を見せてもらおうか」

こうして、御剣検事は警察の捜査に協力することになり、事件現場へと足をはこんだ。
イトノコ 「さぁ、この部屋ッスよ!」
ミツルギ「‥‥凶器はこの包丁で間違いないのか?」
イトノコ 「はッ! 鑑識の結果、被害者の傷口とも一致してるみたいッス。凶器はこれで間違いないッスね。ただ犯人の指紋は確認されていないッス‥‥」
ミツルギ「‥‥なるほど。事件後、現場には誰も出入りしていないのか?」
イトノコ 「はッ! このマンションはどの階にも防犯カメラが設置されているみたいッス。防犯カメラの映像から、第一発見者が部屋を出て以降は誰も現場には入っていないことがわかるッス!」
ミツルギ「‥‥防犯カメラがあるのなら、死亡推定時刻付近で部屋に入った人物が映っているのではないか?」
イトノコ 「‥‥たしかに、映ってはいるッスが、犯人はフードを深くまでかぶっていて、顔までは特定できないッス」
ミツルギ「それで捜査が難航していたのだな」
イトノコ 「その通りッス。なので、映像を見て、被害者の周辺の人物で似たような体格の人物たちを容疑者として集めているッス!」
ミツルギ「‥‥だいたいのことはわかった。私からもう一度、容疑者の人たちに話を聞いてこよう」
イトノコ 「了解ッス!!」

●容疑者1
「僕が警察の方に通報したんです。いつも通り会社に向かおうとしたら、この部屋のドアが開いていたので、注意しようと思って声をかけたんですけど、返事がなくて。中を少しのぞいたら、人が倒れていたのでびっくりしましたよ。慌てて外に出て、通報しました。部屋の様子ですか? 死体を長時間見ているのが怖くて、すぐに外に出てしまったのでわからないです‥‥。現場の様子を聞いてもらって、ちょっとだけ気持ちが楽になりました‥‥」

●容疑者2
「ぼく、こういうのを解決するのが得意なんですよ。凶器はおそらく、タンスの前に落ちていた包丁ですね。‥‥え? 事件当時ですか? いつも通り自室で推理小説を読んでいましたけど‥‥って、ぼくの推理を聞いてくださいよ!」

●容疑者3
「俺は現場の隣の部屋に住んでるんだ。さっきまで寝てたんだが、外が騒がしくて目が覚めちったんだよ。静かにしろって注意しに行ったら殺人事件だって言われたから驚いたな。‥‥あぁ、たしかにぐっすり眠れていたからな、物音はしなかったぜ」

●容疑者4
「私は、事件当時は自室で小説を書いていました。なかなかいい物語が浮かばなくて。そしたら、事件だっていうもんだから、慌てて向かいましたよ。不謹慎かもしれないですけど、この事件のことを書きたいので、もっと詳しく教えていただけませんか? 現場には入れなかったので、何もわからないんですよね」

ミツルギ「怪しい人物が一人いるな。この人にもっと話を聞いてみるといい」

御剣検事の言う、怪しい人物は?

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