ミステリークイズ

2015/04/23

[成歩堂龍一のミステリークイズ] 第32回:「言語学者のダイイングメッセージ」

ナルホド「‥‥マヨイちゃん、まだ食べるの?」
マヨイ「モトは取らなきゃ、なるほどくん!」
ナルホド「いや‥‥ぼくら別にお金払ってないよ?」

弁護士の成歩堂 龍一(なるほどう りゅういち)と助手の綾里真宵(あやさと まよい)は、ある著名な言語学者のホームパーティーに招かれていた。
以前、成歩堂はある事件で、この言語学者の弁護を務め、その縁で今日のパーティーに招かれたのだった。
しかし、主催者である言語学者はパーティーのオープニングで挨拶をしただけで、あとは「具合が悪い」と2階の自室にこもってしまっていた。
それから2時間が経とうとしていたが、そのまま1度も会場に姿を現わしていない。

成歩堂と真宵の他に招かれたのは、全員外国人。
芸術家の中国人、SEのイギリス人、写真家のロシア人、その助手の韓国人、デザイナーのアメリカ人というメンバーだったが、彼らはそれぞれに顔見知りらしく、気安くお互いに談笑などをしていた。
成歩堂と真宵はなんとなくその中に入れず、とにかくひたすら会場にあるご馳走を口に入れていたというわけだ。

給仕人が成歩堂と真宵にコーヒーを持ってきたときに、その悲鳴は聞こえてきた。

「キャーーー!!!」

成歩堂は走って会場を抜け、悲鳴が聞こえた2階へと急いだ。
廊下にはいくつかの部屋があり、そのうちの一つのドアが開かれている。
その外に使用人である女性が二人、抱き合うように部屋の中を恐怖に満ちた目で見つめていた。

ナルホド「ど、どうしました?」
使用人「あ、あれ‥‥」

そう言って彼女が指差すその先‥‥開かれた部屋の中には、今日のパーティーの主催者である言語学者が机の上に突っ伏しており、床には大きな血だまりが出来ていた。

マヨイ「なるほどくん‥‥」
ナルホド「マヨイちゃん、病院と警察に電話を!」

***


言語学者は結局、発見されたときには絶命していた。
捜査の結果、殺人事件であることも証明されている。
胸にはナイフが刺さっており、それが致命傷になったことは間違いない。
遺体はすぐに解剖にかけられ、死亡推定時刻はパーティーが始まってから1時間程度後ということが解った。
そのため、成歩堂と真宵以外の、パーティーに招待されていた全員に容疑がかかることになる。

イトノコ「アンタたち、運が良かったッスね」
マヨイ「だって、私たち会場から出ずにずっと食べてたもんね」
ナルホド「使用人さんたちが覚えていてくれて、助かりましたよ」
イトノコ「ホントに運が良いッス、こんな美味しいもの食べて」
ナルホド「(そっちかよ!!)で、他に容疑者は?」
イトノコ「使用人たちは全員二人以上で動いていたみたいで、アリバイは完璧ッス。一方、アンタたち以外の招待客は、少なくとも一回以上は一人で会場を出ていることが解っているッス」
マヨイ「ということは、その人たちのうちのだれかが、ハンニンってことだね」
イトノコ「そうッス。でももう、ハンニンの目星はついてるッス!」
ナルホド「というと?」

容疑者一覧
・芸術家 中国人 女性
・SE イギリス人 男性
・写真家 ロシア人 男性
・助手 韓国人 男性
・デザイナー アメリカ人 男性

イトノコ「被害者はダイイングメッセージを残してたッス」



ナルホド「カメラを?」
イトノコ「そうッス。被害者は趣味でカメラもやっていたらしいんスが、常にこのカメラは机に置いてあったそうッス。これがハンニンの誤算だったってわけッスね。被害者は最後の力を振り絞って、カメラに手をやってハンニンを示したんス。つまり、ハンニンはカメラマンのロシア人ッス」
マヨイ「‥‥この、INって書いてあるのは?」
イトノコ「それはわからないッス」
ナルホド「(おいおい‥‥)」
マヨイ「イン、イン、イン‥‥」
ナルホド「あ‥‥もしかしたら、ハンニンはこの人かもしれないですよ!」

ダイイングメッセージは何を示している?

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