ミステリークイズ

2014/03/27

[成歩堂龍一のミステリークイズ] 第19回:「消えた足跡」

弁護士の成歩堂 龍一(なるほどう りゅういち)が珍しくバーに行くと、ライバル検事の御剣 怜侍(みつるぎ れいじ)がカウンターで沈み込んでいた。
ナルホド「やぁ御剣。いつにも増してミケンのシワが深いな。どうかしたのか?」
ミツルギ「‥‥放っておいてもらいたい。」
ナルホド「まぁ、そう言うなって。」

ふさぎこむ御剣に成歩堂がしつこく問いかけていると、御剣はついに重い口を開いた。

ミツルギ「消えたのだ、足跡が。」
ナルホド「どういうことだ‥‥?」

御剣の話は以下のとおり。
・あるアパートの一室でナイフによる殺人事件が起こった。
・ハンニンは床に広がった被害者の血を踏んでいたため、部屋の床にはハンニンの靴跡がくっきり残っていた。
・ハンニンの靴跡は窓に向かっていたが、窓の外にはハンニンの足跡が残っていなかった。



ミツルギ「ハンニンはわかっているのだ。ただ、あの部屋からどうやって逃げたのかがわからない。窓の外はコンクリートで、あそこを歩けば間違いなく血の足跡がついたはずなのだ。」
ナルホド「窓を出るとき、ハンニンは靴を脱いだんじゃないか?」
ミツルギ「ハンニンの靴は布製のスニーカーだったことが靴跡から判明している。あれだけの量の血だまりを踏んだのなら、靴下や素足にまで血が染み込んでいたはずだ。それにあの地域は人通りが多い。靴もはかずにアパートの敷地外に出たら、確実に人々の記憶に残っただろう。」
ナルホド「足の血が乾くまで、窓のところで待ったとか?」
ミツルギ「発見時間から逆算して、そんな余裕はなかった。」
ナルホド「雨は?」
ミツルギ「降っていない。」
ナルホド「あ、そうか! 逆立ちして逃げたんだよ!」
ミツルギ「‥‥成歩堂は、足を血で濡らしたまま街を逆立ち歩きしている男を見ても、通報しないというのか?」
ナルホド「ぐっ‥‥。」
ミツルギ「少しとは言え、期待した私が愚かだった。やはり無理だったか‥‥。」
ナルホド「いや‥‥まだ可能性はある!」

結局、そのあとに成歩堂が提示した推理がみごと的中し、ハンニンのタイホにつながった。

ハンニンは血のついた靴を‥‥

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