ミステリークイズ

2013/06/27

[成歩堂龍一のミステリークイズ] 第10回:「真昼の共闘」

弁護士の成歩堂 龍一(なるほどう りゅういち)が裁判所近くの歩道を歩いていると、ライバル検事の御剣 怜侍(みつるぎ れいじ)が現れた。

ミツルギ「成歩堂、こんなところで何をしている。」
ナルホド「何って‥‥休廷中の待ち時間に少し散歩に出ただけだよ。午前の裁判で、証人が目撃したっていう猫がオスだったのかメスだったのかで揉めちゃってさ‥‥。」
ミツルギ「(いったい、どんな裁判なのだ‥‥?)」
ナルホド「ところで御剣こそ何をしてるんだ? なんだか警察官がたくさんいて、周囲が騒がしいけど‥‥。」
ミツルギ「実は、ついさっき、ここで鉄パイプによる通り魔事件があったのだ。私もたまたま通りかかったのだが、真実を追求するなら早いほうがいいと思い、こうして捜査に協力している。」
ナルホド「それなら、ぼくにも手伝わせてくれよ。」
ミツルギ「フッ。私にも、この現場の正式な指揮権などない。勝手にするがいい。」



事件は数人の通行人が目撃していた。
警察の聞き込みによって得られた証言は以下のとおり。

******

A「犯行の瞬間を見てしまったの‥‥。見てのとおり私はサングラスをしていたので色には自信がないけれど、ハンニンは緑色っぽい帽子をかぶった男だった。やせ型で、身長は180cmくらいあったんじゃないかしら。顔はほとんど見えなかったわ。」

B「犯行現場のほうからあわてて走ってきたヤツが、オレにぶつかっていったよ。いま思えばあれがハンニンだったんだな。見た目はどう見ても男だったけど、女物みたいな香水をつけていたなぁ。オレは鼻風邪でマスクをつけているが、あのニオイは強かったからしっかり嗅いだよ。」

C「ワシは耳も遠いし、事件の前後の音は聞こえなかった。だが、ワシの背後を大きな男が走っていくのが、目の前の建物のガラスに反射して見えたんじゃ。そういえば右腕に、金色の腕時計をつけているのが見えたのぅ」

D「ぼくはヘッドホンで音楽を聴いていたんだけれど、背後で急に女性の大きな悲鳴がしたから驚いたよ。金属音が聞こえたので思わず振り向いたら、すでにハンニンは逃げたあとで、被害者の女性が倒れていたんだ。近くに鉄パイプが落ちていたから、ぼくが聞いた金属音は、きっと鉄パイプが地面に落ちる音だったんだね。」

******

ミツルギ「‥‥ぜひ、直接ハナシを聞いてみたい者がいるな。」
ナルホド「そうだな。すぐにこの人を呼んでもらおう。」

‥‥どうやらふたりは証言者の中にアヤシイ者がいると気づいたようだ。

最もアヤシイと思われる証言者は?

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