ミステリークイズ

2013/03/07

[成歩堂龍一のミステリークイズ] 第7回:「アメリカみやげの事件」

弁護士の成歩堂 龍一(なるほどう りゅういち)の事務所に、科学捜査官をめざしてアメリカ留学中の少女、宝月茜(ほうづきあかね)が訪ねてきた。

ナルホド「茜ちゃん、帰国してたんだ。」
アカネ「ときどき一時帰国してるんです。そのセツは、ありがとうございました!」
ナルホド「改まって言われると照れちゃうな‥‥。」
アカネ「あんなにドキドキハラハラした法廷は、生まれて初めてでしたよ!」
ナルホド「(‥‥ホメられてるんだろうか)ところで、留学はうまく行ってるの?」
アカネ「はい、とっても! アメリカでお世話になってる検視官さんに、ときどき現場を見せてもらったりもしてるんです。それで今日はせっかくだから、向こうで検視官さんが解決した殺人ジケンの話でも聞いてもらおうと思って。」
ナルホド「うん、聞かせてもらおうかな。」

成歩堂は事務所にあるソファーに腰掛けると、アカネの話に耳を傾けた。
アカネが説明したジケンの概要は以下のとおり。

・ハンニンは、被害者Aの恋人の女性B
・BはAと別れたいと思っていたが、暴力で脅されて別れさせてもらえなかったため殺害を決意
・ある夜Bは、A宅で料理をふるまい、いい気分にさせて強い酒を飲ませ、酔いつぶれたAを布団に寝かせる
・用意してきた手袋をつけたあと、キッチンの包丁を取り、布団の上からAを刺殺
・強盗の犯行に見せるため、タンスや引き出しの中身を床に派手にまき散らして金品を窃盗
・A宅を出て、以前から渡されていた合鍵で外から施錠
・いったんA宅から離れたあと、あらかじめ用意していた新品のスニーカーに履き替え、今度は庭から回ってA宅の窓ガラスを割り、開錠して中に侵入
・部屋中に強盗犯としての足跡をつけたあと、再び窓から脱出
・犯行と偽装工作に使った手袋とスニーカーはバレないように焼却処分



アカネ「恋人だったBの指紋はAの部屋中に残っているはずですけど、指紋を拭き取るとかえって顔見知りの犯行だと疑われると思ったBは、あえて自分が料理に使った包丁でAを殺害し、凶器はそのまま現場に残しました。事件が発覚したあと、Bは当然警察に事情を聞かれたんですけど‥‥『その夜はAが酔いつぶれて寝たから自分は帰った、そのあとのことは知らない』と説明したんです。」
ナルホド「警察はナットクしたの?」
アカネ「明らかに外から何者かが侵入したコンセキがあったし、実際その地域はあまり治安が良くないということもあって、Bの狙いどおり、警察はBが帰宅後に強盗が入ったものと断定しかけました。ところが検視官さんが、強盗は偽装工作だとみぬいちゃったんです。そこで警察がもう一度問い詰めたところ、ついにBはあきらめて真相を告白しました。」
ナルホド「へえ‥‥どうしてわかったんだろう?」
アカネ「さて、ここでクイズです! どうして検視官さんは、強盗が偽装工作だとみぬいたのでしょうか?」
ナルホド「え。それは‥‥カンタンだよ。(うう。ここで恥をかくわけにはいかないな‥‥)」

検視官が偽装工作に気づいた手がかりは?

バックナンバー

関連記事

今週の逆転通信

2018年10月4日
「逆転四コマ」を更新!
2018年9月27日
「成歩堂龍一のミステリークイズ」を更新!
2018年9月21日
「『舞台 逆転裁判』最速先行抽選販売」を掲載!