ミステリークイズ

2013/02/07

[成歩堂龍一のミステリークイズ] 第6回:「泥棒は嘘つきの始まり」

テレビ局の楽屋で、ある大物俳優の財布が盗まれるという事件が発生した。
楽屋では大物俳優が無用心にも財布を机に置いたまま仮眠をとっていたという証言があり、楽屋にあいさつに来た芸能人が出来心で盗んだものと思われた。
ハンニンも芸能人らしいということで、事件を警察沙汰にするのを恐れた局は、かつて英都撮影所で起きた殺人事件を見事解決に導いた弁護士の成歩堂 龍一(なるほどう りゅういち)に捜査を依頼した。

ナルホド「オバチャンじゃないですか。久しぶりですね。」

成歩堂が話しかけたのは、警備員の大場 カオル(おおばかおる)。窃盗事件が発生した時間、彼女が楽屋入口の警備を担当していた。

オバチャン「なんだい、アンタが捜査するのかい! まったくやってらんないよこんな“青”年よりも“赤”年のミッちゃんの方が何百倍も有能だって言うのにサ!」
ナルホド「(‥‥なんだよ、赤年って)」
オバチャン「オバチャンの前で手柄立てて色目使おうなんざ100年早いってんだヨ! そもそもオバチャンはミッちゃんと“赤い”糸で繋がれているってのにいつも青いオトコの方ばっかやってきて」
ナルホド「(マズイな‥‥マシンガントークが止まらないぞ)あ、あの! 質問があるんですけど。今回の窃盗事件が起きたのは、マネージャーが楽屋から席を外していた、ほんの10分ほどの時間だったらしいですね。その10分間に楽屋に入った人間はわかりますか?」
オバチャン「プロの警備員をナメんじゃないヨ! 6人だけサ!」

オバチャンによると、その時間に楽屋に来たのは6人の芸能人のみ。あいさつするために入室したものの、大物俳優が仮眠中だったのを見て6人とも声をかけずにそっと立ち去ったという。
そして6人全員が「財布が机にあるのを見た」と証言しているとのこと。



ナルホド「全員が財布を見ているということは、財布を盗んだのは最後に入った人で、その人がウソをついているってことなんじゃ‥‥。最後に入ったのが誰だったか覚えてますか?」
オバチャン「‥‥‥‥。そんな細かいコトは知らないヨ。オバチャンにとっ ては興味のない芸能人の顔なんてそこらへんのペンペン草と同じなのサ! 楽屋に入った人数と名前を覚えているだけでももうちょっとホメてもらってもバチは当たらないというのに順番まで思い出せだなんてオバチャンはスー パーコンピュータじゃないんだからだいたい今回の仕事だっていくら大物俳優っていっても楽屋1つにわざわざ警備員を配置してかよわいオバチャンにこ んな重大な責任を負わせるってこと自体が」
ナルホド「わ、分かりました! スミマセン。順番はこっちで調べます‥‥」

容疑のかかった芸能人はA~Fの6人。楽屋に入った順番について、それぞれ以下のように証言した。

A「私はDとずっと一緒だった。」
B「ぼくより前に、Eが来ていたよ。」
C「アタクシはBより先に入ったわ。あと、FもBより早かったわ。」
D「BよりCがあとだった。それと、EよりFがあとだった。」
E「FはAより先だったなあ。」
F「俺はBより遅かったぜ。それと、CよりDが先に入ったな。」

6人の中でハンニンだけがウソの証言をしている。
さて、正しい入室順とハンニンはわかるだろうか。

6人の中で、最初に入室したのは?

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