カプコンゲームズトップ > カプコン伝説 第三十回 蒼と紅の魔人の物語(後編)

カプコン伝説


カプコン伝説


第三十回 蒼と紅の魔人の物語(後編)

さてみなさん、前回のカプ伝 『デビル メイ クライ』シリーズ 特集、 「蒼と紅の魔人の物語(前編)」 は、ご覧いただけましたか?

『バイオハザード』 から派生したタイトルである、 初代『デビル メイ クライ』。
その主人公ダンテの誕生から、『3』のバージル、『4』のネロやトリッシュ、レディなどメインキャラクターの変遷。

その最新作として 6月18日(木) に登場する 『デビル メイ クライ 4 スペシャルエディション』 は、どのような経緯で製作が決まったのでしょうか?
また、今作のプロデュースを担当した “藤井敬志”氏 とは何者なのか!?
その辺を、本人に訊いてみました!


そう、カプコンの歴史を紹介する「カプコン伝説」。
今回は 『デビル メイ クライ 4 スペシャルエディション』特集 です!








【藤井プロデューサーの謎?】

――さて、初の『デビル メイ クライ』シリーズの担当となる藤井プロデューサーですが、これまでゲームに関わった経歴を教えていただけますか?

藤井: はい、ゲーム業界に入ったのは前職からで、ちょうど10年前ぐらいですね。
イベントのプロデュースなども手掛けていましたが、ゲーム制作にも携わった流れで、2年前にカプコンに入る形になりました。

――カプコンに入ってからは、どのようなお仕事を担当されたのですか?

藤井: 最初はモバイルゲームの部署に入りまして、 『忍者アームズ』 『完乗!全国鉄道の旅』 のプロデュースを行いました。
かなり濃い鉄道ネタ で東京ゲームショウのステージイベントにも出ているので、そこで覚えている方もいらっしゃるかもしれないですね(笑)。
その後、コンシューマー部署に異動になり、今作のプロデュースを担当することになりました。


【デビル メイ クライ4 スペシャルエディション起動&バージル再登場!】

――2年前に出たシリーズ設定資料集「デビル メイ クライ 3・1・4・2 グラフィックアーツ」(カプコン刊)では、“スペシャルエディション”の話はほぼ無い状態だった、と聞いていました。今回、どういった流れで“スペシャルエディション版”を作る形になったのでしょうか?




2013年刊の「デビル メイ クライ 3・1・4・2 グラフィックアーツ」。
シリーズの設定画や歴代スタッフのインタビューなどが、特濃かつてんこもりの設定画集です!



藤井: そうですね。
ファンの方々の要望は たくさんいただいていました し、それは当然、考慮に入っていました。
また、今のPS4やXbox Oneなど最新ハード向けに、 お手頃な価格で提供できるタイトル を探したときに、これが最適、という判断もありました。

そこで、 ちょうど一年前、 『スペシャルエディション』の制作にGOサインが出た形になります。

――『デビル メイ クライ4』は、カプコンのPS3第一弾タイトルでしたね。

藤井: はい。
今作に関しては、前回PS3版の後に、新たなモードを追加して発売した“PC版”をベースに、 より高密度な“今”の『デビル メイ クライ4』 を見られると思います。




炎のフレア表現など、当時、PS3最先端の技術の結晶表現だった『デビル メイ クライ4』のベリアル。
今見ても相当の迫力ですが、これがさらに高密度に進化しています!!(※画像は『デビル メイ クライ4』のものです。)



――今作ではバージルが復活になると思いますが、デザインはどのように起こされたのでしょう?

藤井: 基本は、 『デビル メイ クライ3』のバージルを下敷き にしています。
あのときのモデルを参考に、今回新しくモデルを起こし、 より高画素・高解像度化 に向けてリファインしました。
なので、基本はイケノ氏(※池野大悟氏:『デビル メイ クライ3』キャラクターデザインを担当。)氏のデザインに、忠実に作られています。




イケノ氏デザイン “デビル メイ クライ3”のバージル。
こちらのデザインをベースに、今回のバージルは作られているようです。



また、今回もバージルは魔人化するのですが、そのディテールも、ウロコの一枚一枚がちゃんと見えるぐらい、高解像度化しています。
『3』時の魔人デザインは アトラスの金子一馬さん がデザインされているので、それをベースに、ハイエンドを活かして突き詰めた感じですね。




金子氏のデザインをベースに制作された、『デビル メイ クライ3』魔人バージルCGイラスト。
こちらが、よりパワーアップして『デビル メイ クライ4 スペシャルエディション』で表現されることになります。



――ところでバージルといえば、“城塞都市フォルトゥナ”との関係が描かれるのは初めてだと思うのですが、今回は“スペシャルエディション”ということもあり、その辺のストーリー設定はとくに出てこないのでしょうか?

藤井: ・・・実は、今回はゲーム開始時のオープニングカットシーンを新たに用意しているのですが、バージルに関しては 『デビル メイ クライ3』の少し前 、という設定で、制作をしています。

――おお! それはシリーズファンにとって朗報ですね。発売が楽しみです!!




フォルトゥナとの関係が、初めて描かれるバージル。
はたして、どのようなドラマがあるのか?



【新プレイヤーキャラの真実】

――今回、バージルをはじめ、トリッシュ、レディと三人のキャラクターが追加される形になりますが、それぞれにどういったプレイヤーキャラになるのでしょう?

藤井: プレイヤーキャラとしては、バージルは “居合い斬り”をさらに際立たせる、 新たな戦闘スタイル を組み込んでいます。
静と動 の使い分けかた、 敵との間合い の取り方、 武器や技の組み合わせ など、コアなプレイヤーさんでも、天井が見えないくらい奥深く遊べるのではないかと思います。





居合を中心に、奥深く遊べるキャラ、バージル。



――それは面白そうですね! トリッシュに関しては、いかがでしょう?

藤井: プレイヤーキャラとしては、『デビル メイ クライ2』に続き2回目だと思うのですが、 かなり仕様・性能は変えています。
『2』のときは、性能が 『1』のダンテをベースにした仕様 だったのですが、今作に関しては、完全に新規キャラクターとして作り直しました。
性能としては、より初心者に遊びやすいように、ダンテやバージルのような “武器切り替え”性能を排除 しています。
その代わり、 「4つのボタンでここまでバリエーションが出るものなのか」 というぐらい、基本の○×△□ボタンでバリエーションのある攻撃を用意しました。





アグレッシブに攻め込み、初心者にも使いやすいキャラ、トリッシュ。



――それは興味深いですね! レディはどうでしょう?

藤井: レディもプレイヤーキャラとしては初登場になるので、 完全にゼロから起こしています。
レディに関しては、イラストの見た目どおり、銃器を使いこなすスタイルなのですが、武器ごとに得意とする距離が変化します。
タメ攻撃で武器の威力が変わる のですが、とくにイラストでも抱えている 武器“カリーナ=アン”のタメが重要 で、敵を倒すための距離感、駆け引きが重要になってくるキャラになります。





レディといえば、この暴虐そうな武器“カリーナ=アン”ですね!
タメ技の使いこなし方がポイントになります。



伊津野ディレクターも、かなりこだわりを持って制作しており、昨年末と年始で彼女をプレイしてみたら、 操作系が変わっていた ので驚きました(笑)。

――(笑)一年で制作、という限られた時間で、そのこだわりはスゴいですね!


【デビル メイ クライシリーズとしての“スペシャルエディション”】

――藤井さんは“デビル メイ クライ”シリーズ初参加、という形になりますが、シリーズの印象などはありますか?

藤井: やはり “歯ごたえのあるアクションゲーム” という印象ですね。
キャラクターや世界観も独特のものがあるのですが、それだけではない、奥深く遊べる本格アクションゲーム、という印象です。
ゲームのメカニズム が、良く出来ていると思います。

――“メカニズム”と言いますと?

藤井: スタートから段階的にスキルを習得し、キャラクターのやれることが増え、かつ、それらを組み合わせて遊べるところですね。




ゲームが進むと、飛躍的にできること、楽しみ方が増える『デビル メイ クライ4』。
それは、『スペシャルエディション』にも引き継がれています!(※画像は『デビル メイ クライ4』のものです。)



『デビル メイ クライ』に関しては、 キャラクターのアクションの個性 に加え、 敵の属性も見極めて戦う 必要があり、その辺の戦略性を考えて、伊津野ディレクターが設計しています。
今作“スペシャルエディション”も、その延長線上にあります。
またそれと合わせて、敵を倒したときの “爽快感”も忘れていない。
アクションゲームとしての気持ち良さも、対戦格闘ゲームを手掛けてきた伊津野ディレクターならではだと思います。




実感のあるアクション、爽快感を追求してきた『デビル メイ クライ』シリーズ。
その延長として、今回の『スペシャルエディション』があります。



――なるほど、そのとおりですね! では、最後にプレイヤーに一言、お願いします。

藤井: 先にもお話しましたが、今作はPS4、Xbox ONEのプレイヤーに、4,490円(税抜)というお手頃価格で “骨のあるアクションゲーム” を提供できればと思い、製作しました。
『4』をプレイしたことがある方も、バージル、トリッシュ、レディ3キャラクターの追加で、かなり遊べる内容になっていると思いますし、初プレイの方には世界観もストーリーも、もちろんアクションもさまざまな遊びが待っています。
また、今回も 『デビル メイ クライ3』から10年ムービーを担当している下村監督 に、ムービー部分を担当してもらっています。




ムービーは、『デビル メイ クライ3』より担当されている下村監督担当です。
テンポの良い語り口にも注目!



バージルやトリッシュ、レディのムービーも、『3』から担当されてきただけあり、さすがのキャラのつかみ具合になっています!
その辺の製作秘話も、今後公開予定ですので、楽しみにお待ちください。
公式ツイッター でも、日々情報を出していますので、ぜひ確認してください!

――マスター直前で忙しい中、ありがとうございました!


さて、いかがだったでしょう?
“歯ごたえ” “爽快感” のバランスを突き詰めたアクションゲームを目指す『デビル メイ クライ』シリーズ、
その最先端を遊ぶことができる 『デビル メイ クライ 4 スペシャルエディション』。
このゲームの反響次第では、 シリーズの今後にも影響する…かも?
皆さん、ぜひ予約して遊んでみてください!!

さて、次回カプコン伝説更新は、5月14日予定です。
お楽しみに!!



 

パッケージ

商品名
デビル メイ クライ 4 スペシャルエディション
対応ハード
PS4/Xbox One/PC
価格
<PlayStation®4> ディスク版:4,490円+税 ダウンロード版:4,157円+税
<Xbox One> ディスク版:4,490円+税 ダウンロード版:4,180円+税
<PC> ダウンロード版:4,157円+税
発売日
PlayStation®4/Xbox One版 2015年6月18日予定 PC版 2015年6月24日予定
ゲームジャンル
スタイリッシュアクション
プレイ人数
1人
CERO
C(15歳以上対象)
リンク
詳しくはこちら


公式アカウント

CAPCOM TV! CAPCOM Channel twitter facebook Youtube Instagram

ショッピング

イーカプコン

マイカプ特別企画